お嫁さんの日(7月第2日曜日)
~お嫁さん方に感謝~ 佐多多視子
今週は「乳癌を体験して-治療編」はお休みです。「お嫁さんの日」は私が作りました。これははずせません。私の3人の息子達は、「この子達、本当に私が産んだ子達かしら?」と思う程に、いわゆる頭の良い子達で塾にも行かず家庭教師にもお世話になる事なく、長男は現役で東大(医)に、次男は東大(工)に、そして三男は東大受験に失敗して地元の鹿児島大(工・大学院)に行ったのですが、彼が大学生の時に発表した研究が世界初という事で学会で認められ、国から奨学金百万円をいただきました。その研究は東大大学院生達も研究をしていたのですが、彼がいち早く結果を出すことができたという事もあって、今の会社に就職することができました。
この3人の母親である私は超スパルタの教育ママでは?と思われがちですがそうではありません。お嫁さんたちも少なからずそう思っていたかもしれませんが、我が家の子供たちは3人とも一応料理はしますし、洗濯・掃除・整理整頓etc、ひとりででも生きていけるように育てています。そして、それに加えて教会の奉仕をしてきましたので、学校の先生から「さばけていますね。」と言われていました。勉強よりも人格形成を1番にと接してきました。
しかし、お嫁さんとの距離を感じたので、神様に祈りました。「一生懸命育てて来たつもりですが、お嫁さんとのこの距離は悲しいです。」すると、神様は「《お嫁さんの日》を作り、お嫁さん方の良い所を見つけて、それを書いて示すように」と言われました。私の信じる神様は謙っている方ですねぇ、お姑さんの方からお嫁さんに歩み寄っていくように促すんですから、…。実妹から「お姉ちゃんの真似をして誕生日にお嫁さんにささやかなプレゼントとお手紙を送っているの」と言われたりすると嬉しく思います。
いつも長男のお嫁さんと次男のお嫁さんのことを交互に先に書くのですが、今年は長男のお嫁さんから書かせていただきます。
長男のお嫁さんは中2、小6、小1の3人の子供のお母さんです。春に今までより大きな家に引っ越しました。新型コロナの影響で子供たちが皆家にいて、たくさん手伝ってくれて助かったと言っていました。最後に会ったのは昨年の夏休みでしたが、一緒に昼食を食べた後、彼らは「フェリーで桜島に渡り、飛行機の出発時間まで遊んで帰る」と言っていましたが、後でフェリー上や霧島公園に行った時の写真などを敬老の日の私達への手紙と一緒に送ってきてくれて、別れた後の様子が分かって嬉しかったです。よく気が利いていて、そのように育てられたのか、あるいは彼女自身の考えなのか分かりませんが、こういう母親を見て孫たちが育って行くのだなと楽しみにしています。
次男のお嫁さんは小4、小1,3歳のやはり3人の子供のお母さんです。次男は海外出張が多いので、3年前にお嫁さんのお父様がなくなられた時以来会えていません。こちらに来られるとしても次男が付き添わないと大変なんでしょう。
私が入院前や退院後、また治療が決まった時など電話があり、電話の向こうで孫たちの声が聞こえたので、長女のMちゃんと電話を代わりました。「お兄ちゃんは今度3年1組で、ワタチは1年1組で、妹のMちゃんが幼稚園なの。」と言うと、横から次男が「お兄ちゃんは4年生、Mちゃんは1組って決まってないし、妹のMちゃんはまだ幼稚園じゃないよ。」と言っていました。間違っているのがまた可愛いです。
お嫁さんは独身の頃、看護師をしていました。私は入院中、お嫁さんもこんなふうに患者のお世話をしていたのだなと思って見ていました。
彼女は口を開いて知恵深く語り、その舌には恵みのおしえがある。 彼女は家族の様子をよく見張り、怠惰のパンを食べない。その子たちは立ち上がって、彼女を幸いな者と言い、夫も彼女をほめたたえて言う。「しっかりしたことをする女は多いけれど、あなたはそのすべてにまさっている」と。箴言31:26~29
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