収穫感謝祭

公開済み 11月 15, 2020 by 管理人 in アドナイ・エレ

~ 主の恵みに感謝する時 ~

11月22日は教会の収穫感謝日です。私たちの教会では神様が与えてくださった収穫物を持ち寄って、お世話になっている駐在所・学校等に持って行き、かねての感謝を表します。

主食になるお米・小麦やトウモロコシにしても、また美味しいリンゴや柿、それに梨やミカンなどの果物にしても、偶然それぞれに味や香りが違う美味しい物が出来上がったのではありません。神様が私たちの身体のために備えてくださったものなのです。

神は仰せられた。「地が植物、すなわち種を生じる草やその中に種がある実を結ぶ果樹を、種類にしたがって、地の上に芽ばえさせよ。」そのようになった。地は植物、すなわち種を生じる草を、種類にしたがって、またその中に種がある実を結ぶ木を、種類にしたがって生じさせた。神はそれを見て良しとされた。創世記1:11~12

ここにあるように、偶然に出来上がった作物などはありません。神様が供えられた種に太陽の光と熱を与え、また雨を降らせて水分を与え、あらかじめ土中に備えてある窒素、リン酸、カリウムの栄養素を吸収させて成長させてくださったのです。ですから、それらの収穫物はただ美味しいだけでなく私たちに必要な栄養分が備えられています。これらのものが偶然や進化によって出来上がったと信じることの方が強い信仰を要します。

その様なわけで、私たちは私たちを愛し、そのような素敵な食べ物を備えてくださった神様の恵みに感謝する収穫感謝の時を持つようにしているのです。

収穫感謝祭の発祥には諸説があります。ウキペディアでは以下のように説明していました。

収穫感謝祭

「感謝祭とは、アメリカ合衆国とカナダの祝日のひとつ。Thanksgiving と略称されたり、あるいは七面鳥の日(Turkey Day)と呼んだりもする。アメリカでは11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日になっている。日本のプロテスタントでは収穫感謝日と呼ぶ。《多くの教会が11月の第4日曜日になっている》

現在の感謝祭の起源として一般に信じられているのは、イギリスから現在のマサチューセッツ州のプリマスに宗教的自由を求めて移住して来たピルグリム・ファーザーズと呼ばれる入植者の一団が、本国から持ってきた種子などで農耕を始めたところ、現地の土壌に合わず飢饉による餓死者まで出したところ、アメリカ先住民の助けにより危機を脱したので、《翌年》その感謝を表す目的で1621年に先住民を招いて収穫を祝う宴会を開いたことである。現場にいたウィリアム・ブラッドフォードやエドワード・ウィンズロー(英語版)らの私記によれば、宴会は3日間続き、入植者53人と先住民90人が参加したとある。1623年7月30日には、最初の正式な感謝祭が開かれた。 」 ※《 》内は私の補足

 日本でも戦前は定められた収穫感謝の行事が行われていました。しかし、それは天皇崇拝との関わりが強いという事で、戦後GHQにより改変させられて、今は11月23日の勤労感謝の日となっています。

収穫感謝祭の成り立ち、いきさつはともかくとして、私たちに多くの恵みを与えてくださった神様の愛と恵みに感謝する時として、収穫感謝日を今年も持ちたいと思っています。

 また、高齢者になった今つくづく思うことは、私たちが小さいころに比べると美味しいいろいろな珍しい食べ物が私たちを取り巻いていて、いつでも食べられるようになっているので、皆さんにもこのような主の恵みに感謝する時を持っていただきたいと思っています。

世界にはまだまだ、満足に食べられなくて苦しんでおられる方々もたくさんおられます。その人々にも募金などで恵みを分かち合う思いをも持てるようにしたいと思います。

No Response to “収穫感謝祭”

Leave a Comment