ゴミ出し時の注意

公開済み 2月 7, 2021 by 管理人 in アドナイ・エレ

~再利用できる~

先日の新聞に芸人をしながら、生活の手段としてゴミ収集の働きをされている方が、実際その仕事に携わって、見えてくるものが沢山あったという事を書かれていました。

例えば、ペットボトルのラベルと蓋を外して出すだけで、随分後の処理の手間が違うそうです。勿論多くの方はそのようにして出しておられると思いますが。

また、彼がゴミ収集をしている時に、ふと持った燃えるゴミの中に割れた茶碗が一緒に入れてあって、手に大怪我をされて雨の中、血が噴き出してなかなか止まらなかったというようなことも書かれていました。

そんな人もいるんだな。そのゴミを出した人は、どうしてちゃんと分別して出さなかったんだろうか?無責任だな~と思いながら読みました。

しかし、そのような事を考えている時に、ハッと気づいたことがありました。それは、お茶碗が割れてしまって、それを新聞紙か何かで包んで置いていたのを忘れて、燃えるゴミの日に他の燃えるゴミと一緒にうっかり出してしまったんじゃないだろうか。いや、それでも重さで気付くんじゃないだろうか?でも考え事をしていて気付かなかったのかもしれないな。兎に角、この件によってゴミはしっかり分別して出さないと大変な迷惑になると教えられました。

私たちの教会前の交差点の一角にもゴミステーションがあります。四方が金網で囲われて、その周りはカラスなどが入らないように、網がかぶせられていて、ゴミ捨てに来た人はその網を開けてゴミを中に入れるようになっています。

朝早くから、ゴミを捨てに来た人が順番に網を開けて中にゴミを捨てるのですが、しばらくすると手前ばかりにゴミ袋が溜まって奥の方が空いてしまいます。そこで後から来た人はゴミ袋を奥の方に投げ入れなければいけなくなります。

しかし、親切な住民の方がおられて、手前に溜まったゴミ袋を一つ一つ奥の方へ入れ直して、後から来た人がゴミを入れやすい様に手前の方を開けてくれています。また、刈った雑草が入ったゴミ袋や刈り取った小枝を束ねたゴミ等、カラスやほかの小動物に散らされないゴミについては、ゴミステーションの中から取り出してその横において、少しでも中を開けておくようにして下さるのを、私は子供たちの登校安全指導をしながら見ています。

この地域でも、分別しないでゴミ出しをしている人がいる一方、このような見えないところで支えてくださる方もおられることが分かって感謝しております。

ある人たちの罪は、それがさばきを受ける前から、だれの目にも明らかですが、ある人たちの罪は、あとで明らかになります。同じように、良い行いは、だれの目にも明らかですが、そうでない場合でも、いつまでも隠れたままでいることはありません。Ⅰテモテ5:24~25

先日、新しく市から届いたゴミ分別の資料を見ていたら、使い捨てカイロは不燃ゴミの欄に載っていました。てっきり燃えるゴミだとばかり思っていたので、それを見てびっくりしました。

そこで、調べてみると、使い捨てカイロの分別は、市区町村によって『不燃ごみ』『燃えるごみ』『金属・陶器・ガラスごみ』などばらばらなので、良く調べてその市町村で決められたとおりにしないといけないとありました。

しかし、使い捨てカイロはその中に活性炭(酸素を取り込む)とバーミキュライトという人工用土(保湿のため)、さらに水分と鉄粉(主成分)が混じっていて、その中の鉄が空気中の酸素と反応して酸化鉄(鉄さび)に変化する時に熱を発生し、その熱を利用して温まるようになっているそうです。 そして、その中の活性炭は消臭効果があるので、使用後に靴の中や下駄箱に入れておくとしばらく効果があるそうです。それを知ってからは、「捨てたらゴミ、再利用したら資源」と思い、使い捨てカイロをすぐ捨てないで消臭のために下駄箱で再利用しています。

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