宇宙旅行時代の幕開け?

公開済み 8月 1, 2021 by 管理人 in アドナイ・エレ

~あなたはどの星に行きたい~

先の7月20日に、ついに民間の宇宙ロケットが乗員4人を乗せて宇宙空間に飛び出しました。この民間ロケットは、アメリカのアマゾンの創業者のジェフ・ベゾス氏が立ち上げた宇宙企業「ブルーオリジン」が打ち上げたものです。

米テキサス州から打ち上げられた「ニューシェパード」と名付けられたロケットは、発射後3分で母体から切り離され宇宙空間に入り、その後大気圏に突入し、砂漠地帯にパラシュートで軟着陸したということで、全部で10分間の宇宙の旅だったそうです。

搭乗者のメンバーは初回ということもあって、ジェフ・ベゾス氏と彼の弟マーク・ベゾス氏、それに遠い昔に女性の宇宙飛行士候補で現在82歳のウォリー・ファンクさん、そして残り一席はオークションで勝ち取ったオランダの投資会社の創業者の息子オリバー・デーメンさん(18)だったそうです。伝え聞くところによると、オークションの価格は30億ということでした。

ブルーオリジンは年内にあと2回の飛行を計画しているそうですから、次々に民間人の宇宙旅行者が誕生し、また飛行時間や飛行距離も長くなっていくことでしょう。

さて、宇宙旅行が身近になり気軽に行ける時代になったら、あなたはどの星に行ってみたいですか?月ですか、火星ですか、金星ですか、木星ですか、あるいはそれ以外の惑星でしょうか?どれほどの大金を払ってでも宇宙に行きたい人はたくさんおられることでしょう。

しかし残念ながら、私はいくら気軽にいろいろな惑星に行けるようになっても、特に行きたい所はありません。私たちが知るそれらの星はむき出しの石がごつごつしていて、空気も水もない木も草花も生えていない殺風景な荒涼とした荒れ地のようなところだと思うからです。

もし、地球以上に美しい景色があり、きれいな花々が咲いていて、おいしい作物が食べられて、宇宙服を着ないでも自由に移動できるところがあったら行きたくなるかもしれません。しかし、そのようなところは見当たりません。

それを考えると、地球のすばらしさを改めて痛感させられます。それは私たちの環境は神様が人のためにすべてを備えて創っておられるからです。

空気があり、雨が降って川が流れ、作物や木々を育てる肥沃な土地があり、リンゴやミカン、ブドウやパイナップル、マンゴーやキーウィなど様々な色や形をしたたくさんの果物があって、それぞれ香りや味の違いがあり、季節によって夏には水分の多いスイカやブドウ、冬にはリンゴや柿などが私たちを楽しませてくれます。さらにそれらには私たちの健康を支える栄養素が含まれているのです。

そのほか、お米や小麦などの穀物や、キャベツやホウレン草などの野菜類も私たちの食欲を持たして、健康を支えてくれます。

これらのものをたまたま、まったく偶然に良い形で地球に備わったと思うことは、台風で木々が吹き飛ばされて偶然家が出来たというぐらいあり得ないことです。聖書は神様が人のためにそれらのものをすべて備えられて、それらを通して人に対する神様の愛を示しておられると言っています。

それゆえ、神について知られることは、彼らに明らかです。それは神が明らかにされたのです。神の、目に見えない本性、すなわち神の永遠の力と神性は、世界の創造された時からこのかた、被造物によって知られ、はっきりと認められるのであって、彼らに弁解の余地はないのです。それゆえ、彼らは神を知っていながら、その神を神としてあがめず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その無知な心は暗くなりました。彼らは、自分では知者であると言いながら、愚かな者となり、不滅の神の御栄えを、滅ぶべき人間や、鳥、獣、はうもののかたちに似た物と代えてしまいました。ローマ1:19~23

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