～天国に行きたい人～」

きょうのお話は先日の子供クリスマス会で子供たちにお伝えしたメッセージです。

皆さん、クリスマスってなんだか知っていますか？クリスマスになると、たくさんの人が、クリスマスケーキを食べて、クリスマスプレゼントをもらって、「メリークリスマス」と言います。しかし、それが何だか知らないでお祝いしている人がたくさんいます。そこで、今日は皆さんにクリスマスとは何かを知って帰ってもらいたいと思います。　

皆さん、クリスマスとは神の御子・イエス様のお誕生をお祝いする日です。それでは、何でイエス様のお誕生日を世界中でお祝いするのですか？それは、ここにいるみんなだけでなく、世界中の人々と関係あるからです。今日はそのことをお話しします。

みんなは天国と地獄があると思いますか？例えば、人殺しをした人や強盗をした人は、天国に行けると思いますか？それでは、人の自転車やお金を盗んだ人は？人の傘や筆箱を盗んだ人は？鉛筆やマスクを盗んだ人は？いじめをした人は？嘘をついた人は？どの人から天国に行けますか？・・・　実は、みんな行けません。

ここで、分かり易く一つの例えをお話しします。

天国に行くためには心・魂が上に行かなければいけません。下に落ちれば地獄です。私たちが嘘をついたら、小さな罪の石が心にポトンと入ります。意地悪をしたらまたポトンと心に罪の石が入ります。悪口を言ったり、人を馬鹿にしたりしても石がポトンポトンと落ちます。みんなそのようにして、少しずつ少しずつ下に落ちていくのです。

また、人を殺したり、強盗したりしたら大きな罪の石がドシンと入るので、一気に下に沈んでいきます。地獄は下に行くほど、恐ろしくて、苦しい所です。

そうしたら、上に行くためにどうしたらいいのでしょうか？ここからが、みんながやがて天国に行くか地獄に行くかを決める大切なところです。

天国に行くためには、みんなの心の罪の石を取り除いてもらわないといけません。それで、みんなの心の罪の石を取り除くのは、心に罪の石のない人しかできません。

しかし、残念ながら心に罪の石のない人は世界中に一人もいません。みんな石をもって沈んでいるのです。そこで、神様は神の御子イエス様を人としてこの世に生まれさせて、罪の石のないイエス様が人の罪の石を取り除いてくれるようにされたのです。

その方法は、『身代わり』という方法です。例えば、私が罪の石のない人とします。すると○○君の石を私が代わりにもらって、私が沈んで、代わりに彼を救うのです。

しかし、人には罪の石のない人はいないので、神様が人となってきてくださって、人の罪の石を取ってくれるのです。神様は人間と違って一人だけでなく全ての人の罪の石を取ってくれることができます。

しかし、罪のないイエス様は身代わりに一番深い恐ろしいところまで落ちないといけません。でも、イエス様は神様なので、復活して天国に行くことができたのです。　

ただ、私たちが罪の石を取り除いてもらうためには、一つの条件があります。それは、犯した罪を悔い改める、すなわち犯した罪を認めて、神様に赦しを願うことです。「神様、これこれの罪を犯しました。この罪を赦してください。」と。

ここで、天国に行きたい人は次のように祈ってみて下さい。

「天の神様、私が今まで知って犯した罪、知らずに犯した罪を全部赦してください。今からは罪の石が心に入らないように気を付けます。もし入ったらすぐイエス様に祈って取ってもらいますので、どうか私を救って天国に入れるようにしてください。」

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。ヨハネ３：１６