運動会と教会の花の日
~ おじちゃん、この朝顔の花あげる~
先日(5/29)は小学校の運動会がありました。今年もコロナ禍で午前中だけの実施だったので、教会の礼拝時間と重なって、毎朝合っている子供たちの競技する姿や応援団活動を見ることが出来なくて残念でした。当日、子供たちの登校時は雨がぱらついたり、時々ザーッと降ったりしていましたが、その後運動会が行われる時間帯は雨が幾らか止んで、外もかなり明るくなっていました。
当日、登校してきた新1年生の男の子に、「今日雨だから体育館かもね」と言うと、「ううん。お外でだよ。」と言うので、「どうして」って聞くと「だって、この前お外に用意してたもん。」と答えました。上級生たちも折り畳み傘を持っている子が多くいましたが、多少の雨でもそれを使わないで濡れて行っていました。皆、雨で外ではできないと認めたくないようでした。後で、子供たちに聞くと、多少雨は降っていたけど、外で最後まで競技を実施できたようでした。
さて、6月の第2日曜日は教会の花の日です。私たちの教会でも花の日の行事を行うので、教会の掲示板にはその案内が張り出されています。
また、ウキペディアには花の日の始まり等について、次のように紹介されていました。
【花の日(はなのひ、英語: Flower Day)は、アメリカ合衆国に発祥するプロテスタント教会の行事で、6月第2日曜日に行われる。米国などでは子供の日 (Children’s Day) などの名で呼ばれている行事であり、子供たちが花を持ち寄って教会堂を飾り付けて礼拝を行い、またその花を持って病人などを慰問する。
日本へは明治時代中期に移入された。「花の日」は夏の季語になっている。日本の多くのキリスト教主義学校(ミッションスクール)で「花の日礼拝」「花の日訪問」が行われている 。】
今の季節は美しいたくさんの花が咲く素敵な時期です。先日1年生の女の子二人が、鮮やかな青紫色をした奇麗な朝顔の花をもって登校してきました。登校途中に咲いていたのを見かけたので摘んで来たのだと言います。すると、あくる日も次の日も同じように朝顔の花を摘んで登校してきました。途中にたくさん咲いてるんだよと言っていました。そのようにして、彼女たちは花を摘んでは来たものの、それを持て余したようで、「おじちゃんあげる。」と毎回渡そうとしてきます。しかし、「おじちゃんは登校する子供たちの見守りがあるので、いらないから、学校に持っていきなさい。」と言って断りますが、無理やり置いていくこともあります。
今は、アジサイやダリア、桔梗、クチナシなどたくさんの花に囲まれて、その美しさに慰めや励ましを貰う良い季節です。そこで、私たちの教会でも花の日当日に、教会員がそれぞれ、バラやユリ、カーネーション等々の花をもって礼拝に出かけてきます。集まった花を花束にして、後でかねてお世話になっている交番や小学校や中学校等に持っていきます。
ちなみに日本での花の日はハナの語呂合わせて8月7日になっているので、「花の日」の季語が夏になっているのかもと思います。
子供たちの登校途中にたくさん咲いている朝顔の花だけでなく、神様はたくさんの花々を咲かせてくれます。私たちが美しい花束を人に送って、愛や感謝を表すようになったのは、最初に神様がこれらの花々を人々に贈って下さって、私たちへの愛を示してくれたからです。
しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を窮めたソロモンでさえ、このような花の一つほどにも着飾ってはいませんでした。きょうあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこれほどに装ってくださるのだから、ましてあなたがたに、よくしてくださらないわけがありましょうか。マタイ6:29~30
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