可愛い新1年生

公開済み 4月 16, 2023 by 管理人 in アドナイ・エレ

~ このまま素直で純粋な思いで成長してね ~

コロナ禍で久しく参加できなかった入学式でしたが、今年は来賓として案内を頂いたので、児童通学保護員の制服制帽姿で来賓席に座らせていただきました。

会場の体育館には、最前列に新1年生が座る椅子が並び、その後ろに新6年生が座り、その後ろの席ではスマホやカメラを持った保護者の方々が、子供さんたちが入場して来るのを待ち構えていました。

式が始まると、担任の先生を先頭に中央通路を緊張した面持ちで新入生が1列に並んで、会場いっぱいの拍手の中を入場してきました。今年の新入生は全員で41人、かろうじて2クラス編成です。

担任の先生が前列の席に着いた子供たちの名前が呼ばれると、一人ずつ返事して立ち上がり、後ろのみんなの方を向きます。まだまだあどけない可愛い子供たちです。保護者の方々が心配そうに見守っています。

校長先生やPTA会長の入学お祝いの挨拶(祝辞)があり、生徒代表が新入生歓迎の言葉を送り、式が無事に終わると、1年生が立ち上がり、皆の拍手に送られて、入場してきた中央通路を入場時とは反対に1列に並んで退場していきました。

あくる日の朝、7時ごろから街頭に立っていると小さな1年生たちが、大きなランドセルを背負って、お兄ちゃん・お姉ちゃんに連れられて、あるいはまた1年生同士でかたまって登校してきます。「おはよう。」と声をかけると、ニコニコ笑い返してくれたり、恥ずかしそうにはにかんだりして横断歩道を渡って行きます。

心配そうに子供たちの後ろをついて歩いてこられる保護者の方々も沢山おられます。最近の特徴は、子供を見送ってこられるお父さん方が増えたことです。

ある子供さんにはお父さんとお母さんのお二人がついてこられ、私が見守りをしているところまで来られると、そこで立ち止まられて、しばらく娘さんの登校する後ろ姿を心配そうに見ておられました。そのうちお母さんは戻って行かれましたが、お父さんはそっと娘さんを見守りながら付いて行かれました。

他にも一緒に学校の近くまで送って行かれるお父さん方が何人かおられます。多分、お母さん方は会社への出勤前に家でする仕事があるのでしょう。それに対してお父さん方は幾分時間の余裕があるからでしょうか、近頃は優しいお父さん方が増えているのでしょう。

私が子供たちの見守りを始めた30年ほど前は、子供さん方を送って来られるのは、まずお母さん方で、子供さん方を私がいる交差点まで送ってこられると、そこで見送られてから登校する姿をよく見える橋の上に立って、ずっと見守っておられました。そして、そのころは専業主婦の方が多かったのだと思いますが、子供さんが見えなくなった後もお母さん方が橋の上に4~5人集まって話をしていました。

私の見守りが終わって、家に帰って4~50分経った後に、まだ橋の上で話し込んでいる姿を何度も見かけました。しかし、今はお母さん方も働いておられる方が多いようで、そのような姿を見かけることは無くなりました。

入学を迎えた新1年生のかわいい子供たちには、このまま素直で純粋な思いをもって元気に成長していってもらいたいと思います。

そのとき、弟子たちがイエスのところに来て言った。「それでは、天の御国では、だれが一番偉いのでしょうか。」そこで、イエスは小さい子どもを呼び寄せ、彼らの真ん中に立たせて、言われた。「まことに、あなたがたに告げます。あなたがたも悔い改めて子どもたちのようにならない限り、決して天の御国には、入れません。だから、この子どものように、自分を低くする者が、天の御国で一番偉い人です。」マタイ18:1~4

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