～ 重荷を負っている人の休み場～

夏の子供たちの集まりで、コロナ禍前は毎年１０数人の子供たちが来てくれて楽しい時間を過ごしましたが、今年は参加者ゼロという結果に終わりました。宣伝が不足したこともありますが、コロナ禍ですべての集まりを長い間、中止していた影響もあると思います。また１からやり直すつもりで集会を企画していきたいと思います。

以下は、今年の夏の子供たちの集まりのために準備したお話の要約です。今日は大切なお話をします。これを聞いたらみんなの人生が変わります。それは、私が３０歳の時に体験して、世の中がパッと明るくなり「ああ、もっと早くに知っていたら良かったのに」と思った事です。

それは、集会の時にいつもみんなで歌っている「君は愛されるために生まれた。」の歌のように、みな愛されるために生まれ、今も愛されているという事実です。

皆さんはお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、その他の人に愛されていると思います。しかし、それよりももっともっと皆さんを愛しているお方がおられるのです。それは天地を造り、全てを支配しておられる天の神様です。

そんなことを言っても、愛されている気がしない、実感がないと思っている人もいるでしょう。それはそうです、それは天地を造られた神様の問題ではなく、あなたがたが天の神様を無視して生きているからです。

あなたがたは、今からの長い人生、悲しい時、苦しい時、どうしようもなくて泣きたい時にぶつかることがあると思います。それは、誰にでも起こることです。そういう時に一緒にいて助けて支えてくれる方が天の神様なのです。それなのに、皆助けてくれる天の神様を知らないで、一人で悩み苦しんでいます。

この天の神様は全宇宙を造り、地球を造り、私たちを愛して生かしてくださっているお方です。天の神様は私たち人間を愛して、人間が住めるように地球だけを特別に造られたのです。

宇宙旅行で、月や火星や木星やそのほかの星に行っても、空気はない、水はない、食べ物はない、綺麗な花も咲いてない、ただ、灰色の石や土がゴロゴロしている殺風景な所で、人が住めるような場所ではなく、１日もいたくないと思うような所だと思います。

それでは何でみんな、人間を愛し、地球だけ素晴らしく造られた天の神様を知らないのかというと、天の神様は見えないからです。しかし皆、神様に活かされているので、神様がおられることは何となく分かっているのです。そこで、見えない神様を見える神様にしようと、自分たちで、金や銀や銅や木や石で神様を作ってそれを拝み、それに祈り始めたのです。

むかし、ユダヤ人がエジプトで奴隷として働かされていました。ユダヤ人はあまりの苦しさに、「天の神様、私たちをこの苦しみから救い出してください。」と祈りました。天の神様はその祈りにこたえて、ユダヤ人をエジプトの奴隷から助け出してくれました。

しかし、ユダヤ人は助けてくれた天の神様が見えないので、金で子牛の像を造って、これが私たちをエジプトから救い出してくれた神様だと言って、拝み始めました。それと一緒です。

神さまは見えない神様ですが、みんなを愛して、みんなの祈りや叫びを聞いてくれるのです。だから、困ったとき、泣きたいときは次のように祈ってみて下さい。「天の神様、私は今こんなことで苦しくて、苦しくて倒れそうです。あなたが本当におられるなら、私を助けて下さい。アーメン。」

私は苦しみの中で、天の神様に祈ることで、ずいぶん助けられ様々な困難を乗り越えてくることができました。神さまを信じない人が大変な困難に会っている時に、この方はこの問題をすべて一人で負っているんだなぁ。天の神さまに祈れたらどんなにか良いだろうに、と思います。

　すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。マタイ11：28～29