教会員Tさんの結婚式
~ 真面目な青年と心遣いのできる優しい女性 ~
先日、赤ちゃんの時からお母さんに連れられて教会に来ていた女性が結婚しました。生まれたばかりの赤ちゃんから小学生、中学生へと成長し、高校は地元の高校ではなく、少し離れた高校にバスで通っていました。そして、地元の国立大学に入学されて、卒業後は就職先に近い鹿児島市の谷山にアパートを借りて一人暮らしをしておられました。彼女の住まいであるアパートには私たち夫婦でお伺いしたことがありました。
そして、ついに今回の結婚を迎えることになりました。彼女はお母様やお姉さん方とずっと続けて教会に来られていたので、幼少期から彼女の成長と、どんどん綺麗になっていかれる姿を見させていただいてきました。
彼女は、教会では教会学校の先生をされていて、会計の奉仕もお姉さんのMさんと続けてこられました。そして、パソコン等がうまく作動しなくなったときは頼りになりました。
さて、彼女の結婚されるお相手は、大学時代のキリスト者学生会(KGK)で共に活動された先輩で、とっても優しくしっかりされた人でした。
お二人には素敵な家庭を築いていただきたいと、結婚されるお二人と事前に良い家庭作りについて一緒に学ぶ時を持ちました。
すなわち、幸せとはリッチで楽しくではなく、人間関係が最大の要素であり、どんなに立派な家に住み、ぜいたくな生活ができていても、人間関係が崩れていたら決して幸せを実感することができないので、お互いの良い関係づくりに励んでいただきたいこと等を、お互いにコーヒーをいただきながら2時間ほど話し合いました。
結婚式当日は朝3時に目が覚めました。いつもだったら、もう一眠りして4時半ごろに起きるのですが、このところ数年間結婚式の司式をしていないのと、初めて司式をさせていただく式場で、今までやってきた所と随分勝手が違っているようなので、不安がいっぱいでした。
また、クリスチャン同士の結婚式で、出席者もクリスチャンが多いので、その中で話すショートメッセージも新しく作り変えました。それで、うまく話せて伝わるかが気になって、いろいろ考えていたら、その後はもう眠れませんでした。
式の当日、雨の予想でしたが晴れていて安心しました。結婚式は式直前に一度だけリハーサルを行いましたが、しっかりした新郎新婦と新婦のお父様だったので、本番ではすべてうまくいきました。
披露宴は素敵な会場で、参加者の内に年配の人は新郎新婦のご両親と後私たち数名だけで、あとは若者たちでした。そこでは、お友達の新郎新婦とのエピソードと両家のご兄弟がお二人との体験等をそれぞれ語られて、お二人の人となりが良く分かりました。また、KGKでご指導されていた牧師さんのお二人へのお勧めの言葉にも感動いたしました。
最後の方で、歌を歌いながら、お二人で階段を下りて来られたのですが、お二人が登場するまではレコードを流しているものと勘違いしました。それで、近くに座っておられた教会の方と、いつも教会で賛美歌を歌っているので上手なのですねと話しました。久しぶりに清々しく素敵な披露宴に出席させていただきました。
しっかりして真面目な青年と心遣いのできる優しい女性なので、きっと素敵な家庭を築いていかれることだと思います。お二人の新しい出発に主の祝福が豊かにありますように、心からお祈りいたします。
「それゆえ、人は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となる。」この奥義は偉大です。私は、キリストと教会とをさして言っているのです。
それはそうとして、あなたがたも、おのおの自分の妻を自分と同様に愛しなさい。妻もまた自分の夫を敬いなさい。エペソ5:31~33
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