自分の間抜けさに落ち込んだ話

公開済み 10月 20, 2024 by 管理人 in アドナイ・エレ

~背伸びしないで自分の弱さを認める~

先日、月1回の定期検査のため病院に行く計画を立てました。脳幹梗塞で入院以来、もう5年以上全く異常なしが続いていますが、未だに月1回の検査とお薬を頂きに街まで行かなければなりません。

今回はこの機会に毎年「世界の飢餓と食糧事情」の授業をさせて頂いているH小学校に、授業に出席する子供たちに配るチラシ等を持っていくことにしました。

また、街に出るついでに、これからは私たちの不在時に宅配業者が荷物を届けに来られて2度手間をかけることがないように宅配ボックスを設置しようと、販売しているお店に行って、いろいろ品定めをしてくるという3つの目的を持って出掛ける予定を立てました。

そのために前日から学校に持っていくチラシを160人分すぐ持ち出せるように紙袋に入れて、その他精神科の医師である息子が書いた不登校についての冊子もお渡しできるように準備しました。

その他、宅配ボックスの売り出しチラシと、チラシには載ってないその他の宅配ボックス商品の寸法等を調べるためにメジャーも準備しました。

それから、メインの病院に行くためのお薬手帳やお薬入れの紙袋(これは1回1回新しいのを頂くのは勿体ないので、同じものに入れて頂いています。)そして、病院で待ち時間に読めるようにバッグに読みたい本を忘れずに入れました。

また、それらを回ると到底午前中に終わらないだろうと、途中車中で食べられるようにパンとジュースも持って、準備万端で出かけました。

そしてまず、H小学校に行き教頭先生に会い、しばらくお話をして飢餓のチラシを渡してお別れしました。

「さて、次は」と考えている時にハタと異変に気付きました。準備万端すべて揃えて出てきたつもりだったのが、最も大切な財布を持って来ていないのです。自分でも信じられない初めての出来事です。他のものを忘れることはあっても、肝心のお金を持って出なかったことはなかったのに、「ああ~、年取ったなあ~」と歳のせいにしながら、どうすべきか思案しますが、他の物と違ってお金がないのでは如何ともし難い状況でした。

それでも、とりあえず宅配ボックスの下見だけはしようとお店に行きました。宅配ボックスの商品はチラシにある3点だけで、他にはなくあまり需要がないようでした。一応、車に積める大きさか、積めない場合は配達可能か。クレジットカード決済ができるかどうかだけ聞いて、仕方なく今日の計画を中断して自宅に帰ることにしました。

自宅に帰ると妻は「一緒に昼食が食べられてうれしい」と言ってくれましたが、私は肝心の財布を忘れて計画途中で帰ってきたことに落ち込みました。とりあえず、昼食を食べて、ゆっくり休んで、今回はしっかり財布を持って再び街の病院に出掛けました。

また、宅配ボックスは後日改めて来店して、良いのを選んで店員さんにお願いしました。店員さんは商品を倉庫に取りに行かれましたが、一向に帰ってきません。あまり売れていない様で、それを倉庫から取り出すまでかなり時間がかかりました。

家に帰って、ボックスの脚を本体に固定するだけでしたが、入っていた説明書とは明らかに違うもので、汗びっしょりになりながら何とか取付ました。こんなことってあるんだ~。

ドタバタの数日間で、自分の弱さが浮き彫りになった日々でしたが、聖書には自分の弱さを認めることが、神の力が豊かに注がれるもとになるとあります。弱さに感謝!

しかし、主は、「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである」と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。Ⅱコリント12:9

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