新学期を迎えて
~悔いのない人生を送ってほしい~
先日、小学校の入学式に参加させて頂きました。新入生入場では、担任の先生を先頭に、小さな可愛い1年生が1列に並んで拍手の中を緊張気味に入場してきました。親御さんたちは我が子の晴れ姿を写真に収めようと、通路の両側に陣取ってカメラを向けていました。
新入生は体育館の一番前に席が準備してあり、先生の指示に従ってそれぞれ決められた椅子の前に立って、全員が入場し終わるのを待っていました。そして、全員の入場が終わると、指示に従って一斉に座りました。
まだまだあどけない顔をした子供たち、椅子に座っても何か落ち着かない様子でキョロキョロ回りを見回したりしている子もいました。
そして、担任の先生から一人一人が名前を呼ばれると、はいと返事して手を挙げ立ち上がり、後ろを向いて来場者に顔を見せていました。
今年の入学生は43名で、2クラス編成です。これで、6年生だけが1クラスで後は2クラスになりました。少子化で子供たちがどんどん減っている現状で、この地域の子だけは毎年微増で感謝です。
校長先生からの「新入生の皆さん。ご入学おめでとうございます。」とのお祝いの言葉に、みんなで声を合わせて「あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・す。」と大声で答えていました。今日初めて学校に来た子供たちなのに、どうして声を合わせてお礼を言えたんだろうと不思議に思いましたが、たぶん事前にクラスで何回も練習してきたのだろうと思いました。
校長先生は、「『おはようございます』、『こんにちは』、『有難うございます』など、挨拶は自分も周りの人も幸せな気持ちにしますので、大きな声で挨拶ができるようになりましょう。」と勧めていました。
式が終わって明くる日は、早速新1年生が登校してきました。まだまだあどけない顔に大きなランドセルを背負って、ほとんどの子たちがお父さんやお母さん、それにお兄ちゃんやお姉ちゃんに連れられて歩いてきました。
今年はこの道を通る1年生が例年に比べ多いような気がします。通る子たちの名前を呼びながら「おはよう」と挨拶をするようにしているので、徐々に名前を憶えて行こうと思います。近頃は覚えてもすぐ忘れてしまうので、不安ですが頑張ろうと思います。
また、先月まで6年生だった子たちが中学生になり、交差点の向こう側を制服姿で登校していくのですが、なんだか急に立派に成長したように感じます。こちらから「入学おめでとう。」と声を掛けると、ニコッと笑って登校していきます。
更に、先月まで中学生の制服を着た子供たちが、それぞれの高校の制服を着て登校していきます。この地域に高校はないので、皆電車での通学になり、今までと違って早く家を出なければならなくなりました。
それに、私の孫も今年北海道の大学に入学しました。小さな女の子だったのに、いつの間にか、大学生になって将来の数学教師を目指しています。
皆が、どんどん成長して、立派になっていく姿を見られるのは感謝です。みな悔いのない人生を送ってほしいと思っています。
【主】を恐れることは知識の初めである。愚か者は知恵と訓戒をさげすむ。箴言1:7
【主】の使いは主を恐れる者の回りに陣を張り、彼らを助け出される。【主】のすばらしさを味わい、これを見つめよ。幸いなことよ。彼に身を避ける者は。【主】を恐れよ。その聖徒たちよ。彼を恐れる者には乏しいことはないからだ。若い獅子も乏しくなって飢える。しかし、【主】を尋ね求める者は、良いものに何一つ欠けることはない。詩篇34:7~10
No Response to “新学期を迎えて”