真の幸せって何?

公開済み 7月 26, 2026 by 管理人 in アドナイ・エレ

~ 世の中で成功することが幸せ?~

すべての人が幸せになることを求めていると思います。それでは、私達はどうしたら幸せを得られるのでしょう?

 世の中で成功することが幸せでしょうか?それではその成功とは、金持ちになり何不自由なく好きなものが手に入る裕福な生活を送ることでしょうか?

 私が小さい頃は、今から比べたら比較にならない貧しい生活をしていたと思いますが、自分を不幸だと思ったことはありませんでした。みんながそうだったからです。

 私が小学生の頃は、学校の先生や役場の職員たちが住む公営住宅に住んでいました。周りの人々の家々に比べたら、比較的恵まれた環境でした。それでも、水道はなく数軒先にある共同の井戸から水を汲んできていました。

 井戸の回りには近所のお母さん方が集まって、毎日楽しそうにお話をしながら洗濯したり、食器を洗ったりして過ごしていました。

そして、子供たちが学校から帰って、井戸端のお母さんたちに「ただいま~」というと、みんなで「お帰り~」と返してくれました。それから、子供達には毎日の日課としてなすべき役割がありました。それは、井戸は海が近くて飲料水としては使えなかったので、毎日近所の子たちと一緒に小さなバケツや瓶をもって、少し離れた学校まで水汲みに行く仕事でした。

 もちろん水道がないのですから、今の様に冷蔵庫や洗濯機、扇風機や炊飯器など、今普通にある電化製品などはありませんでした。

 私が中学3年生の時の担任の先生が、「今は電気羽釜という便利なものができたそうです。」と言われましたが、私は電気羽釜ではなく、電気釜っていうのにと思いました。そして、しばらくは電気釜と言われていましたが、何時の間にか炊飯器と呼び名が変わりました。

 我が家の夕食は5時半からで、当時はまだテレビがないので、ラジオで相撲中継を聞きながら食事をしていました。しかし、聞こえるのは「ハッケヨイ、ノコッタ」と、途中は「ノコッタ、ノコッタ」という行事の声と周りの歓声のみで、どうなっているのか皆目分かりません。そして、最後にアナウンサーの「○○山の勝ち~」という声で勝敗だけが分かりました。

 私の小学5~6年生時の担任の先生は、自分で星取表を作っていました。新聞を見たら分かるのですが、当時の島では新聞が船で送られてくるので、夕方にならないと見られません。そして、海がちょっと時化ると、数日後にまとめて配達されるので、自分で力士の星取表を付けておられたのだと思います。

 さて夕食の後は、今みたいにテレビを見たりできないので、一家団欒の時です。子供たちが学校で起こったことや、楽しかったことなどを分かち合いました。

 また、私の小学生時代は今みたいに美味しいものや楽しい遊び道具などはありません。もちろんおやつの時間などなく、お小遣い制度などもありませんでした。それでも、子供だけでなく、周りの大人もみな幸せそうで、楽しく生活していました。

 一方、今はテレビだけでなく、冷蔵庫や洗濯機、炊飯器やエアコンなどの電化製品のある家に住み、今の子たちは昔では考えられなかったケーキやアイスクリーム、その他の美味しい食べ物に囲まれ、お小遣いでゲーム機を買って楽しんでいます。

 しかし、果たして昔より今の人の方が数倍幸せになれているのかというと、そうでもないようです。すなわち、どんな豪邸に住んで豪華な生活をしても、幸せとは直接関係がないという事です。それは、幸せが周りの持ち物にではなく、一人一人の心の問題・心に平安があるかどうかに掛かっているからです。不安や恐れが私たちの幸せを壊すのです。

 志の堅固な者を、あなたは全き平安のうちに守られます。その人があなたに信頼しているからです。イザヤ26:3

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