悪癖からの解放Ⅱ

公開済み 6月 10, 2013 by 管理人 in アドナイ・エレ

~パン一個と牛乳一本の代わりに…~

前回は万引き常習者の葛藤について書かせていただきました。「止めたい。止めたい。自分はなんて愚かな、くだらない人間なんだろう。」と何度、止めることを決心しても、また繰り返してしまう。しかし、そのようなことは大なり小なり誰でもあるということと、解決の道があることをお話しました。

実は私はクリスチャンになる前はヘビースモーカーとまではいかなくても、1日1~2箱のタバコを吸っていました。寝起きの一服、食後の一服、コーラなどを飲んだ後の一服、お酒の時の一服、二服、…たら服?と1日中、タバコを手離せませんでした。

私が寄宿していた大学の寮は食事つきでしたが、月に数度寮母さんたちの休みのために、欠食日というのがあり、その日は自分達で食事を調達しなければなりませんでした。

ある欠食日の朝、起きて財布を見ると100円しか入っていません。しかし、当時の100円はパン一個と牛乳一本ぐらいは買える金額でした。それで、「ま、しょうがないか。今日はパン一個と牛乳一本で1日を過ごそう」と心に決めました。

そして、それを買いに行く前に、まず寝起きの一服と煙草を探しましたが、タバコが見当たりません。よく昨夜のことを思い出してみると、就寝前の一服で、タバコはなくなっていたことに気がつきました。

さあ、大変です。タバコを1日我慢することは不可能です。もうパンと牛乳は諦めないといけません。そこで、近所のお店に行って、食べ物ではなく、おなかの足しにならないタバコを買って帰りました。そして、お腹を空かせながらぷかぷかタバコを吸ってその日1日を過ごしました。

お腹は極度に空いているのに、少量でも食べ物を買うお金は残っていたのに、タバコを買わざる得ない不自由さに、自分の愚かしさを思いました。それだったら、タバコを止めたら良いのにと思うでしょうが、そんなに簡単にやめられるものではないのです。

こうなったら、タバコを楽しむとかいうレベルではありません。タバコの奴隷状態です。止めようと思っても、風邪などひいてタバコが美味しく感じられなくても、吸わざるを得ないのです。もはや決心や努力では簡単にやめられない状態なのです。

これが先週お話しした魂(意志)が肉(欲望)を抑えられない状態、つまり意志によって欲望がコントロールできない状態なのです。これが肉の奴隷のすがたです。

しかし、私はクリスチャンになって、完全にタバコの奴隷から解放されました。9月のコンサートに来られるアメリカの一流サックス奏者、ロン・ブラウン氏も麻薬中毒者だったのですが、神様を信じて麻薬の奴隷から完全に解放され、今は人々の心をいやす音楽を奏でるようになっています。神様によって魂が意志を完全にコントロールできるようになったのです。

あなたがもし、自分の弱さに苦しんでおられるなら、正直に自分の罪、過ち、弱さを天地の支配者なる神様に打ち明けてみてください。「天の神様、私は○○をどうしてもやめることができません。助けてください。」と祈るだけで良いのです。すると、解決の道が開けます。それによって、神は生きておられ、あなたを愛し、あなたの苦しみを顧み、あなたの問題を解決することができるお方であることを体験的に知ることができるのです。

私たちもみな、かつては不従順の子らの中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行い、ほかの人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。エペソ2:3

もし、私たちが自分の罪を言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。Ⅰヨハネ1:9

だれでもキリストにあるならば、その人は新しく造られた者である。古いものは過ぎ去った、見よ、すべてが新しくなったのである。Ⅱコリント5:17

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