幸運の四つ葉のクローバー

公開済み 6月 24, 2013 by 管理人 in アドナイ・エレ

〜登校中に見つけたクローバー〜

朝の街頭指導をしていると、5年生のT君が、何かを大切そうに取り出して、私に嬉しそうに見せてくれました。それは彼が近所の草むらで見つけた四つ葉のクローバーでした。

彼は、それを見つけた次第を説明してくれて、また宝物を仕舞うようにハンカチに包んで、登校していきました。

四つ葉のクローバーを見つけた人には幸運が訪れるという言い伝えがヨーロッパでは古くからあり、幸せを運んでくれるものとして大変喜ばれていて、結婚式やお祝い、プレゼントなどによく使われているということです。

彼があんなに喜んで、見せてくれたのはこういうわけがあったからでした。これはキリスト教とも深い関係があり、四つ葉のクローバーの三つ葉は「信仰」「希望」「愛」の印とされ、残る1枚は「幸福」のシンボルと言い伝えられてきたそうです。

こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。Ⅰコリント13:13

また三つ葉のクローバーはキリスト教の三位一体(父なる神/子なるキリスト/聖霊)、すなわち主なる神を表し、四つ葉のクローバーはキリストの十字架を表していて、幸運をもたらすとも言われているというのです。

しかし、これはあくまで幸福の象徴として使われたり、印や言い伝えとして語られてきたもので、残念ながら、これ自体には何のちからもありません。

ただ、これを持つことによって、何か良いことが起きそうな期待を持ち、前向きに喜びを持って日々を過ごせるようになるようなら、ある程度は前向きな、良い人生を築けることになると思います。

私たちは環境がどうあろうと、明るいほうに目を向け、希望を持って歩むときに喜びの将来を勝ち取り、暗いほうに目を向けてグジグジと不平不満を言いながら日々を過ごすならば、敗北の喜びのない将来を刈り取ることになると言われているからです。

しかし、大切なことは三位一体の神の象徴としてのクローバーよりも、その本体である、天地の創り主なる真の神様を信じ、そのお方に依り頼むことなのです。

聖書はこう言っています。「彼(主なる神)に信頼する者は、失望させられることがない。」ローマ 10:11

主なる神様により頼む者は、様々な問題の中であっても、最後は勝利を勝ち取り幸せで前向きな人生を歩めるのです。

わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、【主】が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」ヨシュア1:9

T君が喜びながら登校していく後姿を見ながら、四つ葉のクローバーはいつかは枯れる。しかし、いつまでも変わることがなく、決して失望させられることがない主に信頼するならば彼の喜びと希望はいつまでも枯れることがないから、私たちに希望をあたえ、前向な人生を提供してくださる、変わることのないこのお方のことを知ってほしいと思いました。

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