桜島の噴火活動

公開済み 9月 29, 2013 by 管理人 in アドナイ・エレ

~灰をかぶって悔い改める!?~

先月、8月8日に桜島昭和火口が大規模噴火し、噴煙を5000メートルの高さまで噴き上げました。これは観測史上初めての高さで、降灰の噴出量は普段の10倍の15万トンにも及ぶということでした。

桜島の噴煙の高さは普段は1500メートルぐらいですので、これほど高く上がるということは非常にまれなことだと思われましたが、それ以降も3000メートルクラスの噴煙が時々上がり、先日9月25日は再び4000メートル、9月26日には4500メートルの高さまで吹き上がりました。そして、桜島の爆発回数は今年に入ってすでに660回になったと発表されました。

 

鹿児島ではテレビ等の天気予報の中で気象情報のほかに、1500メートル上空の風向きというのが発表されます。とってもユニークですが噴煙がどちら方面に飛んでいくかは住民にとって大切な情報なので大変重宝されています。

私が住む喜入町は鹿児島市内ではありますが、どちらかというと指宿市に近いので、そんなに降灰の影響はありません。しかし、鹿児島市街地や桜島垂水方面にお住いの方々は大変です。私も用事で鹿児島市街地に出る時は、もうもうと吹き上がる降灰に悩まされます。

降灰は地上に降った後も、風で吹き上げられるので、何回も灰の洗礼を受けなければなりません。降灰は水で流すか雨が降るのを待たないと治まりません。また、車は走行中、降灰によってフロントガラスに灰が積もり前が見えにくくなりますが、そのままワイパーをかけるとガラスに傷がつくので、水をかけて流さないといけません。降灰がひどく、前が見にくいときはワイパー液で流しますが、そうでもないときは家に帰ってから水道水で洗い流すようにしています。

 

私が以前市街地に住んでいた時は、連日の降灰にうんざりでしたが、それでも噴煙の高さは1500メートルぐらいで、回数も年間200回前後だったと思うので、今の比ではありません。それでも洗濯物は汚れるし、窓を閉め切っていても、噴煙はどこから入り込むのか、机の上や床はしょっちゅうザラザラなっていて閉口しました。

こんなに灰を噴き上げ続けて桜島の中は空にならないのかしらとか、そのうち陥没してしまうのではないかしらとか素人考えで思ったりしますが、そんなことはないようです。

 

聖書にはさすがに降灰についての記事は出てきませんが、頭に灰をかぶって悔い改めるということはよくされていたようです。私たち鹿児島県人はこうも連日灰をかぶっているのですから、常に主の前に悔い改めてへりくだって、歩むなら素晴らしい明日を創造することになることでしょう。

 

それから、イエスは、数々の力あるわざの行われた町々が悔い改めなかったので、責め始められた。「ああコラジン。ああベツサイダ。おまえたちのうちで行われた力あるわざが、もしもツロとシドンで行われたのだったら、彼らはとうの昔に荒布をまとい、灰をかぶって悔い改めていたことだろう。しかし、そのツロとシドンのほうが、おまえたちに言うが、さばきの日には、まだおまえたちよりは罰が軽いのだ。」マタイ11:20~22

 

神である主の霊が、わたしの上にある。【主】はわたしに油をそそぎ、貧しい者に良い知らせを伝え、心の傷ついた者をいやすために、わたしを遣わされた。捕らわれ人には解放を、囚人には釈放を告げ、【主】の恵みの年と、われわれの神の復讐の日を告げ、すべての悲しむ者を慰め、シオンの悲しむ者たちに、灰の代わりに頭の飾りを、悲しみの代わりに喜びの油を、憂いの心の代わりに賛美の外套を着けさせるためである。彼らは、義の樫の木、栄光を現す【主】の植木と呼ばれよう。イザヤ61:1~3

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