いつも考えること?
~お風呂のときもデート中でも~
先週の週報に、理化学研究所の小保方晴子さんらが、どんな細胞にもなれる万能細胞に変化する新しい細胞「STAP細胞」の作製に成功したことを書かせていただきました。小保方さんは「お風呂のときもデート中でも四六時中、研究のことを考えていた」と自己紹介するほど研究熱心なリケジョだったということです。
人はいつも考えていることが何かで、その人となりが決まったり、人生が決まったりします。あなたがいつも考えることは何かが重要なのです。今ソチオリンピックに出場している選手は朝から晩まで、その競技のことばかり考えてきたことでしょう。
野球選手はいつも野球のことを考えます。私も野球をやっていたことがありますが、その当時はどのようにしたらうまく打てるか、うまく投げられるかをいつも考え、寝言まで野球のことでした。
野球やサッカーなどのスポーツチームファンは、そのチームの勝ち負けがその人の日々を左右します。勝っている時は機嫌が良くなり、チームの調子が悪くなると、一緒に落ち込んでしまいます。
営業マンはどのようにしたらたくさん売れるか。どのような物がよく売れるか。月末になると予算に対して売り上げがどのようなのか、会社から帰って仕事を離れている時も売り上げのことが頭から離れません。その様に、会社のために人生を使います。
お笑いタレントはいつもどのように笑わそうかと考えていて、どんな時でもそのネタ探しをすることで頭がいっぱいです。そして、笑いのネタを見つけると、すぐメモ帳に書き付けます。お笑いのために人生を使います。
詐欺師はどうすれば、ばれないでうまく誤魔化せるか、泥棒はどうすれば見つからないように盗めるかをいつも考えることでしょう。
朝、街頭に立っているとゲームのことばっかり話してくる子もいます。アニメの話ばっかりする子もいます。AKBやタレントの話ばかりする子もいます。話しているとその子がいつも何を考えているかが分かります。
先々週「私たちの中の4次元」で紹介しましたように、私たちの考えることには力があり、私たちの身体である3次元を支配します。「自分は弱くて、だめな人間だ」と思う人はその様になります。「必ずできる」と考える人はいつかできるようになります。
その様に、私たちがいつも何を考えているかは重要で、それによって、私たちの将来が造られていくのです。
私たちが幸せな人生を送るために、いつも何を考えていたら良いかを聖書は教えています。
聞きなさい。イスラエル。主は私たちの神。主はただひとりである。心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。私がきょう、あなたに命じるこれらのことばを、あなたの心に刻みなさい。これをあなたの子どもたちによく教え込みなさい。あなたが家にすわっているときも、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、これを唱えなさい。これをしるしとしてあなたの手に結びつけ、記章として額の上に置きなさい。申命記6:4~8
注:イスラエルは現在は真の神を信じる者と捉えられる。
それゆえ、もしあなたがたが、これらの定めを聞いて、これを守り行なうならば、あなたの神、主は、あなたの先祖たちに誓われた恵みの契約をあなたのために守り、あなたを愛し、あなたを祝福し、あなたをふやし、主があなたに与えるとあなたの先祖たちに誓われた地で、主はあなたの身から生まれる者、地の産物、穀物、新しいぶどう酒、油、またあなたの群れのうちの子牛、群れのうちの雌羊をも祝福される。あなたはすべての国々の民の中で、最も祝福された者となる。申命記7:12~14a
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