仕える者になれ

公開済み 6月 22, 2014 by 管理人 in アドナイ・エレ

〜世界に賞賛された日本人の礼儀〜

ブラジルのレシフェにあるペルナンブコ・アリーナで行われたブラジル・ワールドカップの日本対コートジボワールの試合は、前半に日本が本田選手のゴールで先制するも、コートジボワールの英雄、先週紹介したFWディディエ・ドログバ選手が後半途中から投入されると、両チームと会場全体の雰囲気は一変し、立て続けにコートジボアールが2得点して、日本の初戦は悔しい逆転負けとなりました。

しかし、そんな敗戦にも関わらず、日本人サポーターたちが試合後、サムライブルーのポリ袋を持って、客席周辺のゴミを拾うなどして清掃し、その姿が各国で報道され称賛されているというニュースが飛び込んできたので、敗戦のショックも和らぎ、嬉しくなってしまいました。ネットの情報によると、海外メディアは以下のような反応しているということです。
共同電によると、試合から一夜明けた15日の地元紙は「敗北したが、日本の応援団のカリスマ性はブラジル人の心をつかんだ」と好意的に報道。ゴミを拾う 日本人サポーターの写真がインターネットで出回っており、中部ミナスジェライス州の新聞は「日本人のマナーを称える声がブラジルで広がっている」と伝えた。
ブラジルメディア『グローボ』は、ツイッターやフェイスブックに挙げられた、日本代表サポーターがゴミ拾いをしている写真と共に、記事を掲載しており、「コートジボワールに負けたにも関わらず、試合後に日本の教育と礼儀を見せた」と称賛。
またイギリス紙『メトロ』も、「フットボールファンは、大事な試合に負けるとゴミを投げ、スタジアムを汚すことが多い。しかし日本のサポーターは善意の精神を忘れなかった」とし、同じく写真を挙げており、「これらの写真は『信じられない』や『驚くべきこと』と表現する必要はないだろう。

近年の試合ではまれな光景だが、日本ではホーム、アウェーに関係なく日常的に行われていて、日の丸サポーターによる、試合後のスタンド清掃は、98年のW杯フランス大会から海外で驚きをもって報道されている、とも報じた。だが近年の試合で、日本人以外でこのような光景を見るのは珍しいことであるともコメントしている。

また、その他にも中国メディアの新週刊はこのほど、エミレーツ航空に勤務する中国人客室乗務員による手記を紹介した。客室乗務員は手記で、日本人客が非常に礼儀正しく、世界中の人びとから称賛されていることに触れ「いつか祖国も日本のようになってほしい」との願いを綴った。  手記によれば、日本への便に勤務したことのある客室乗務員は、誰もが「日本人は礼儀正しく、秩序があり、呼び出しボタンを押す人も少なく、クレームも出ない」と称賛するのだという。  一方で中国人客はとてもマナーが悪いそうで、客室乗務員は手記で「自分が生きている間に、祖国も日本のように礼儀正しいと世界に認められる国になってほしい」と願いを述べたものの、同僚からは「生きている間に中国が日本のようになることはない」と否定されたそうだ。

素晴らしい各国の報道に感謝しますが、前年ながら近年の日本人の礼儀は確実に後退してきており、マナーの悪さを感じることもままあります。折角の良い評価を下げることがないようにお互いに気を付けてまいりましょう。

 

そこで、イエスは彼らを呼び寄せて、言われた。「あなたがたも知っているとおり、異邦人の支配者たちは彼らを支配し、偉い人たちは彼らの上に権力をふるいます。あなたがたの間では、そうではありません。あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、みなに仕える者になりなさい。あなたがたの間で人の先に立ちたいと思う者は、あなたがたのしもべになりなさい。人の子が来たのが、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためであるのと同じです。」マタイ20:25~28

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