台風接近中の半日子供キャンプ

公開済み 8月 10, 2014 by 管理人 in アドナイ・エレ

〜一人一人に「ありがとう。ありがとう。」〜

教会学校(ノア☆愛ランド)で今年は8月1日に半日キャンプを計画いたしました。当日は出校日なので、集会のスタート時間を午後2時にしました。

教会学校の諸先生方も張り切って、掲示板に立体的なポスターを作って張ったり、押しピンアートの見本を作ったりし、その他にも諸々の準備をして当日を待ちました。

しかし、日が近づくにつれて、台風11号、12号の発生により、状況的にはかなり厳しいものになってきました。特に台風12号は沖縄や奄美諸島を暴風雨に巻き込みながらこちらの方に向かって来ていました。

台風による風雨は徐々に強まり、前日には木々を揺らす激しい風雨に変わり、開催が困難に思われるほどで、中止や延期を検討せざる得ない状況になりました。それが、当日の朝になると、台風がどこかに反れて行ったかのように、雨・風がほとんど止み、時々日が差し、セミの声が聞こえるほどの良い天気になりました。

空模様を見ながら、これだったらなんとかやれそうだと安堵しました。そこで、教会学校教師の一人である3男が、朝大至急案内チラシを刷って、教会前に立ち出校日で登校する子供たちに配りました。

しかし、午前中は何とか持ちこたえていた天気も、午後になると徐々に風雨が激しくなり、開始1時間前ぐらいになると、風がビュービュー電線を鳴らしながら通り抜ける音がし始め、雨も横殴りの強い雨に変わり、明らかに台風接近を思わせる天気になって来ました。

今更、日にちをずらすこともできないし、誰も来ないかもしれないが決行するしかないとあきらめていました。

すると、電話が鳴り始めました。「今日は半日キャンプがありますか。子供が行きたいというのですが、あるのでしたら送って行こうと思います。」とか、「今日は何時ぐらいまでありますか。終わったら迎えに行きたいと思います。」等々ありました。

そして、ふたを開けると20名近くの子供達が集まり、一緒に賛美歌を歌い、お話を聞き、その後コルクボードを使った押しピンアートに挑戦しました。押しピンアートは皆思いの外うまい出来栄えで、「夏休みの工作に出すんだ。」と言って真剣に取り組んでいました。

その後、皆でかき氷を食べたり、ゼリーを食べたりと楽しかった1時間半があっという間に過ぎて行ました。子供達が帰る時には、大切な押しピンアートが濡れないようにと、一人一人ビニール袋にそれを入れてもらって、大切に持って帰りました。

 

こんな日に来てくれた子供たち一人一人に「ありがとう。ありがとう。」と言って回りたい思いになりました。また、経験からこんな日は誰も来てくれないだろうと勝手に想像していた自分が恥ずかしくなりました。

今年の半日キャンプは例年以上にうれしくて忘れがたいものになりました。私たちの思いをはるかに越えて沢山の子供たちを送ってくれた神様に感謝します。

 

神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠への思いを与えられた。しかし、人は、神が行なわれるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。伝道者3:11

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