成長している孫たち

公開済み 4月 12, 2015 by 管理人 in アドナイ・エレ

〜僕からごめんねって言ったよ〜

作:牧師夫人 佐多多視子

長男家族が3泊4日で家で寝泊まりしている間に、孫たちの成長に喜びを感じたので書かせていただきます。長女のⅯちゃん(新3)は今度新1年生になるK君を連れて登校するので、ちゃんとできるかな?大丈夫かな?と、小さな胸を痛ませていることでしょう。

下の弟のTちゃんが両親の言うことを聞かないので、良くお世話しています。上の弟のK君が同じことをしていたら「ダメ!」と言っていたけど、同じことをTちゃんがしても見守っています。たくさん我慢しているんだろうなと思って見ています。

幼い時は何をけんかしていいのか解らなくて行き違いがあってもすぐに治まっていたのですが、K君と年を重ねてきて姉弟口げんかを何度かしていました。どうやら片方を誉めるともう片方は自分は愛されていない、関心を持たれていないと淋しくなって、それが発展して悔しく腹立たしくなって口げんかになっていくようです。同じように誉めるのは難しいですが、大人の私達は挑戦しなくてはと、思いました。

K君が「おばあちゃん、お父さんはどうして頭が良くなっていったの?」と聞いてきたので「神様のおっしゃるとおりにしてきたからよ。(例えば、『あなたの父と母を敬え。』とか『あなたを産んだ母を楽しませよ。』などの聖書のみ言葉を実行してきたという意)そうしたらどんどん頭が良くなっていったのよ。だって祝福は神様から流れてくるんだもん。」と答えると、ふぅ~んと言っていました。私は頭の良し悪しより、心の良い人格者に育ってほしいと思って接してきました。そしたらどんどん頭が良くなっていったのです。

しばらくしてから、K君が「おばあちゃん、僕お姉ちゃんと仲直りした。僕からごめんねって言ったよ」と言いました。それで私が後で「K君なら立派な牧師さんになれるね」と言ったらお母さんがとても喜んでいたので、きっとお母さんが「朝、教会学校で習ったでしょ。キリストの岩の上に人生と言う家を建てなさいって…仲直りすることも岩の上に家を建てることだって教わったでしょ。そして、神様のおっしゃるとおりにしてきたからお父さんはどんどん頭が良くなっていったって…。」と。

K君の柔らかい心と自分から謝った勇気に、この子はきっと立派な牧師になると強く思いました。

また帰る日に2人がお手紙を書いてくれました。

「おじいちゃん、おばあちゃんお世話になりました。きがのビデオを見せてくれたり話してくれたり、遊んでくれてありがとう。おいしいごはんや教会の話でわたしがわからないから絵を描いてくれてありがとう。大好き…。」

「おじいちゃん、きがのビデオ(小1になるのにカタカナが書ける)をみせてくれてありがとう。おばあちゃんいつもわざわざいろいろありがとう。①にく②かれー③きょうかいがっこうのえ④ほん⑤ようふく・・・」

孫達は事あるごとによくお手紙や絵を書いてくれます。また、おじいちゃんとおばあちゃんの宝物がふえました。

今回の長男宅の帰省は長男の成長日誌や賞状、通知表等が出てきて、彼の成長もまた思い返し、感謝する日々でした。

愚かさは子どもの心につながれている。懲らしめの杖がこれを断ち切る。箴言22:15

訓戒を堅く握って、手放すな。それを見守れ。それはあなたのいのちだから。箴言4:13

※訓戒・・・事の善悪を言い聞かせ、これから間違ったことをしないように注意すること。

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