神に近づく者が受ける癒しは永遠の救いの希望

マルコの福音書1章35-45節より

2020年3月1日主日礼拝メッセージ

アメイジング・グレイス・キリスト教会

重い皮膚病のツァラアトの男性はイエスのもとに行き癒された。その時、イエスは誰にも言わず、祭司に見せて、きよめの供え物を捧げるよう厳しく戒められた。しかし、彼はイエスに従わず、癒しの奇跡を人々に言い広めた。十字架ではなく、奇跡だけが人々に広がり、まことの救い主として来られたイエスの働きを人々から遠ざける。

ツァラアトは一般の病気と違い宗教的な意味の病、罪に関わる。その病気の宣告や完治したことの宣言も医者ではなく神に仕える祭司が行う。(レビ記13,14章)

ツァラアトの患者は汚れた者として人々から隔離される。そして神のあわれみにより癒されたなら、祭司に見せて、決められた捧げものをして、「けがれた者」が「きよい者」と宣言される。この宣言こそが罪ある人間が神に義と認められる救いである。

すべての人の病は神から離れて自分本位に生きている状態、罪である。神の最大の奇跡は人の内面の癒し、罪の赦しである。そのためにキリストがあなたの罪の身代わりに十字架で死んでくださった。このことを信じる者は罪赦され、神との親しい関係が回復され、新しい命を与えられて生きる者と変えられる。

イエスを信じて近づき、あなたの人生にイエスを迎えるなら、キリストの新しい命はあなたの内に入り、神さまはあなたの人生にご介入される。その時、あなたはすべてを神さまにお委ねして安心して生きる者に変えられる。内なる病であった恐れや心配、絶望から解放される。