キリストの死と命により始まる新しい歩み

ローマ人への手紙6章4-11節より

2021年3月14日主日礼拝メッセージ

アメイジング・グレイス・キリスト教会

眠っている人に大切なことを伝えようとしても無理です。目を覚ますまで待たなければなりません。神様も私たちにとても大切な話をしたいのに、神様から見ると私たちは眠っているどころか、死んでいるというのです。

それが罪に中にある人間の姿なのです。神様のことがまったくわからない状態、性質を罪と言います。すべての人間はこの罪の性質を持って生まれてきます。

罪ある人間の神様とは自分です。人生を自分のためだけに生きて、自分の心の思うままに、神様がどんな時も心の中まですべてご存知であることがわからずに好きなように神に対して悪を行っているのです。

人間の中に罪が住んでいて、善いとわかっていることがなかなかできません。その人生の結末は永遠の滅びです。

しかし、神様は神様に立ち返る人間を知っておられます。そして、その人が気づかなくても、神様はその人に働きかけます。やがて、その人は自分の罪深さを知り、神様がいない人生の虚しさや、神様が人生の問題を解決してくださることがわかります。

自分の罪を心から悔いて、キリストの十字架の死が自分の罪の身代わりであると信じる者は、古い罪の自我が死んで、キリストのよみがえりによる新しく霊的に誕生します。この時、死んでいた神様との関係の命を回復して、全人格が新しく造り変えられ始めます。

神様はご自身の言葉によってこの天地を創造されました。神様の御言葉を信じる者は新しく創造されるのです。神様に対して死んでいたあなたが新しく生まれることは、この天地を創造する以上の出来事なのです。あなたの存在は、この宇宙世界と比べることができない高価で尊い命なのです。

そのために、あなたがキリストを信じる前から、キリストは十字架で死なれ、あなたを愛されています。

この愛を受け、罪ゆるされるために、キリストをあなたの罪からの救い主として個人的に受け入れることが必要です。あなたの人生にキリストをお迎えしましょう。アーメン。