神の祝福の人生のため、あなたは神が創られた尊い存在

創世記1章26-28節、2章7-17節より

2021年8月25日主日礼拝メッセージ

アメイジング・グレイス・キリスト教会

神様は人間を神様のかたちに似せて創造されました。人間の体は他の被造物(猿など)と似ていても、人間は神の霊を受けた特別な存在です。

人間は言葉で互いの意思を伝え合います。この世のすべては言葉で表現され、創作され、現実化したものです。言葉には力があり、人を生かす反面、傷つける凶器であることを忘れてはなりません。

人間には良心があります。誰かのために仕えると心は満足しますが、罪深いことをすると心は痛み苦しみます。

人間は、工場で大量生産されるのではなく神の手作りの作品で、ひとりひとりが個性豊かな人格を持ちます。

神の前に対等な男と女に造られ、性が与えられ互いに必要として愛を育み命を新しい命を生み出します。また神の代理として地上の生き物の管理を任されています。

最も大切なのは、人間は神様との人格的な交わりによって真に生きた者となれるのです。神の意志を知り、神を喜び、すべてにおいて神を称え、見えない神をこの世に現す存在です。

あなたは神によって創造された最高作品なのです。あなたの代わりはどこにもいません。宇宙の創造よりも、あなたが今、生きて存在することの素晴らしさを知ってください。

神は人間に自由意志を与えられました。自由には責任が伴います。神から離れた人間には正しさの基準がありません。この世にも正しさはありません。絶対的な正しさは神ご自身なのです。神に従う時、初めて人間は自由と平和を手にします。

「あなたは、どんなことでも好きなことをしていいですよ」と言われるのは死刑宣告(不自由の刑)なのです。もしも夫婦が互いに好き勝手に生活したなら、また親が子供のやりたい放題なままにしたなら…幸福も喜びも消え去ります。

人間は昔から命を我がものにしようと死の解決を探求してきました。しかし、人間に必要なのは、まことの善悪を知る方である神様に立ち返ることです。

最初の人、アダムが神の約束を破ってから、死の支配が世界に入りました。この死とは神と人間の関係の断絶です。神から離れて、人間は自分が神にとって、尊い存在であることもわからなくなりました。何が正しいのか、生きる目的も、死んだらどこへ行くのか。それらの答えは神を通してしか知ることができません。

アダムに代表される人間は、神の言われた行いを守れませんでした。その結果、人は神から切り離され、神の恵みよってしか救われない者となりました。

完全に神の戒めを守ることができたのは罪なきキリストだけです。この正しいお方を信じるから救われるのではありません。罪なきキリストがご自分を罪の捧げものとして、十字架で人間の罪の身代わりとして死なれたことを信じる者は罪から救われるのです。

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」

(ヨハネの福音書3章16節)

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