感謝することの効用
〜「ありがとう」の自由研究〜
以前、観葉植物等に「ありがとう」や「きれいだね」等の感謝や称賛の言葉をかけていると、元気になるという話を聞いたことがあります。それが、今回は炊いた米粒での面白い実験結果が出ていました。
それは、ある小学1年生の男の子の夏休みの自由研究です。
7月20日、炊いたご飯を二つの瓶に入れて、片方には毎日「ありがとう」と声をかけ、もう一つの方は無視してそのままにしている実験を始めました。
8月10日、「ありがとう」の方はそのままで特に変わった様子はないが、無視の方は形が崩れ腐れる。
8月20日、「ありがとう」の方はまだ腐っていないが、もう一方は解けて液状になっている。
8月30日、「ありがとう」の方はまだ腐っている様子はないが、無視の方は変色してドロドロになっている。
そこで夏休みの自由研究は終わったのだと思いますが、お母さんがそれからも研究を続けられたようです。
12月、「ありがとう」の方は5か月経っても、少し黄ばんできたが形は崩れていない。発酵している様子とのこと。
それらを毎度写真に撮って記録し、研究発表していました。
以前の観葉植物の時は、それには命があり、なんとなく伝わるのかもしれないと思っていましたが、今回は炊いた米粒、そんなものに言葉や感情が伝わるのかしらと不思議になりました。
そこで、考えたのが、これは悪霊の働きと関係あるのかもしれない。腐らせるのは堕落した天使:悪魔・悪霊の働きで、アダムとエバが罪を犯す前は、腐るということはなかったのかも知れないと考えました。
確かに、私たちが賛美したり、感謝するとき、明らかに聖霊が臨んでおられるのを感じます。一方、不平不満や憎しみや裁きの言葉を発するときや興奮して怒るとき、悪魔や悪霊の働きが活発化し、病気になったり事故にあったりします。
ですから、聖書では、どんな時でもあらゆることに感謝するように強調しています。そうすることによって悪魔や悪霊の働きが留められ、神の霊;聖霊が豊かに働かれ、解決と勝利が与えられるようになるからです。
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。Ⅰテサロニケ5:16~18
もう一つ、関連する面白い記事を見つけました。
私たちの脳の外側に大脳新皮質(理性や知性を司る)があり、内側に大脳古皮質(感情を司る)があるそうです。
例えば、私たちが大脳新皮質(理性)で人の悪口を言うとき、つまり人の批判、社会の批判、政治の批判等をする時、大脳古皮質(感情)は主語を認識せずに、その感情だけを受け入れて、自分が言われたように感じているというのです。
つまり、人の悪口を言うとき、自分が自分を攻撃していることになり、結果的に自分を傷つけることになります。反対に人を誉めると自分が誉められたことになり、感謝するとそれが自分に返ってくるというのです。
だから、聖書は「感謝しなさい。感謝しなさい。」「喜びなさい。喜びなさい。」と強く勧めているのだと思います。
いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。ピリピ4:4
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