新1年生の夢
~でっかい夢を抱いて~
先日、喜入小学校の入学式に、自動通学保護員の制服制帽を着けて参加させていただきました。今年は2クラス47名の新入学生でした。
式が始まると、新1年生が体育館の入口から担任の先生を先頭に1列に並んで上級生や保護者たちの温かい拍手に迎えられて、入場してきました。小さい、小さい新1年生が、これからの成長を見越して、手の先が見えないほどの大きな制服を着けて、緊張した面持ちで歩いていましたが、子供さん方はすぐ制服が短くなるほど成長します。
入場時に、カメラを構えて迎えておられた保護者のみなさんも、小学校に入学する子供さん方の姿を見て感無量だろうと思います。また、それぞれの子供さんは大きな夢を抱いてこの日を迎えられたことだろうと思います。
先日の新聞に、小学校に今春入学する新1年生に「将来なりたいのは?」と訪ねたアンケート結果が発表されていました。
新1年生の就きたい職業
男の子 女の子
1,スポーツ選手 1,ケーキ屋・パン屋
2,警察官 2,芸能人・歌手・モデル
3,運転士・運転手 3,看護師
4,消防・レスキュー隊 4,花屋
5,TV・アニメキャラクター 5,教員
就きたい職業第5位までは以上のようになっていました。これによると、男の子と女の子とでは随分なりたい夢が違うんだなと思います。そして、男の子は格好いい勇ましいものに憧れ、女の子は可愛い優しいものに憧れているのがわかります。
今からちょうど15年前の鹿児島市の小学生での「将来の夢はなんですか?」とのアンケート結果が手元にあったので、比較して見てみました。残念ながら男女別に取っていないので、細かい比較はできませんが、以下のようになっていました。
1, 販売・サービス業:花屋・パン屋等
2, スポーツ選手:サッカー選手・野球選手等
3, 教育者:先生・保育士等
4, 自由業:デザイナー・漫画家・ゲームデザイン等
5, 芸能人:歌手・お笑い・俳優等
15年前の鹿児島でのアンケートとはいえ、現在の男女の夢を合わせたような結果だったので、今も昔も子供達の夢はあんまり変わっていないのだなと思いました。
ただ願わくば、小学生は無限の可能性を持っているのですから、できるできないは別にして、もっと大きな夢、例えば宇宙飛行士やノーベル賞を目指す研究者、特殊な技能を持った匠のような技術者、人々のために働く医者・政治家・弁護士などがもっとあっても良いのかなと思いました。
幻がなければ、民はほしいままにふるまう。しかし律法を守る者は幸いである。箴言 29:18 (別訳:幻のない民は滅びる。)
人は夢がないと努力や忍耐が出来にくくなります。結果はどうあれ努力した分、人は成長できるのではないかなと思いました。大きな夢に向かってゴー、GO。
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