クリスマスって何?

公開済み 12月 3, 2017 by 管理人 in アドナイ・エレ

~人類の歴史の転換点~

日本にはロケット発射基地が2か所あり、そしてその2つとも鹿児島県にあります。その一つは種子島宇宙センターで、もう一つが内之浦宇宙空間観測所です。

それは、ロケットを打ち上げる場所が、発射時に大きな騒音や振動が起こるので、人口密集地から離れた場所であることと、また地球の自転速度を使って打ち上げられるので、できるだけ赤道に近い場所が良いからです。

しかしそれだったら、沖縄の方がより良いのではと思われますが、日本に宇宙開発事業団(NASDA)が設立されたのが1969年であり、この時沖縄はまだアメリカの統治下にあったため、発射基地は設置できませんでした。それで、沖縄以外の日本の南端、鹿児島県の種子島・内之浦が候補地になったということでした。

さて、話は変わりますがロケット発射時のカウントダウンで、10,9,8,・・・3,2,1,0発射、1,2,3,・・・8,9,10とカウントされます。

つまり0・発射を中心にカウントが変わります。それは発射が転換点となって、新しい状況がスタートするからです。それと同じようなことが私たちの歴史においても、起こっていますが、なんだかわかりますか?

私たち人類の歴史には紀元前、紀元後というのがあります。ここにも紀元前50年、10年、5,4,3,2,1,0となって、また1,2,3,・・・・10年、50年、100年、そして今年が2017年となっています。

ここにも転換点0がありますが、さてこの世界の歴史の転換点とは何なのでしょうか?それこそが私たちが間もなく迎えようとしているクリスマス、すなわち救い主イエス・キリストの御降誕なのです。よって紀元前をBC((Before Christ)キリスト以前。紀元後をAD(Anno Domini)ラテン語でアンノ・ドミニ、キリストすなわち、主を紀元としてとなっているのです。すなわち、今年はキリストを紀元として2017年ということになります。

それでは何故、救い主イエス・キリストの誕生が歴史の起点となっているのでしょうか?それは、人類の救いと深い関わりがあります。私たちの不幸は私たちの罪に問題があります。罪と言っても犯罪ではなく、私たちが無意識に行ってしまう他人を批判したり、裁いたり、蔑んだり、憎んだり、嘘をついたり、憤ったり等の普段つい行ってしまう悪い行いのことです。

これらの罪によって私たちは創造主なる神を見失い、ますます自分勝手な人生を送ってしまい、罪と不幸の中に入り込んで行きました。そこで神様ご自身がそれらの罪を精算し、再び神様との正しい関係を回復するために、罪からの救い主を送る約束を、神によって立てられた預言者を通して、与えて下さいました。

その約束の成就としてこられたのが救い・主キリストなのです。ですから、紀元前はその救い主を待つ期間であり、キリストの誕生によって新しい世界が始まったので、それを起源として新しいカウントが始まったということなのです。

すなわち、救い主・キリストは人となって生まれてきてくださり、十字架で私達の身代わりとなって、神の罰を受け、私たちの罪を精算してくださいました。それによって、それを信じる者に罪の赦しを与え、平安と幸せさらに永遠の命が与えられ、信じない者は永遠の滅びを刈り取ることになるのです。

 だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。これらのことはすべて、神から出ているのです。神は、キリストによって、私たちをご自分と和解させ、また和解の務めを私たちに与えてくださいました。Ⅱコリント5:17

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