新型コロナウイルス

公開済み 5月 3, 2020 by 管理人 in アドナイ・エレ

~恐れるな。私があなたと共にいる~

昨今は世界的に蔓延する新型コロナウイルスへの対応で、どの国の人も戦々恐々として不安な日々を送っております。一説によるとコウモリの体内にあるウイルスが原因で、それを蛇が食べその蛇を食べた人から広まったのではないかとか、また一方では生物化学兵器の研究所から漏れ出したのではという人もいます。

どちらにせよ、残念ながら人にはそれに対する抗体がないので、どんどん増殖し、あっという間に世界中に広がってしまいました。WHOも政府も飛沫感染による感染者の増加を減らすように、人との接触を極力減らし、マスク・手洗いの励行に努めるように警告していて、日本でもついに先日緊急事態宣言が全国に発出され、外出を控えるように自制を求められました。(現在は再延長される模様です。)

私たちの住むこの田舎でも、マスクをしないで歩き回る人はほとんどいません。先日の朝の街頭での登校見守りの時(今は再度の臨時休校中)、一人の女の子が、「アッ、マスク忘れた。・・・でもいいか学校に一つ置いてあるから。」と言って歩いていきました。マスクの使いまわしは都会なら大変なことでしょうが、このような田舎ではまず大丈夫かなと思います。

先日、家にいて何気なく外を見ていると一人のおばさんが橋の向こうからマスクをして自転車に乗ってこちらに向かって来られました。こんな田舎、昼間はほとんど通る人はいません。それなのにマスクをして綺麗な空気を吸えなくて何だか可愛そうだなと思ってみていました。

すると、こちら側からもおばさんがマスクをして自転車に乗って来ているのが見えました。誰もいない田舎道でもマスク着用、さすがに日本人は真面目だなと思ってみていました。

すると、お二人はお知り合いみたいで、ばったり会った橋の上でお互いに自転車から下りて、挨拶をして話し始めました。しかし、その時はお互いにマスクを取って話し込んでいるのです。話すのにマスクがあったら煩わしいのか、あるいは私はあなたを感染者と疑っていませんよとの意思表示なのかわかりませんが、今までの苦労が意味をなさなくなりそうです。

かく言う私も家をマスクをつけて出て、誰もいない車の中でもマスクをつけたまま運転しています。そして、途中で今はする必要はないんだと気付き外します。しかし、車を降りて人ごみに入るときはマスクをつけます。人込みではできるだけお互い2m以上の間隔(ソーシャルディスタンス)を取るようにしましょうと言われていますが、こちらではあまりそのような光景を見ることはありません。

残念ながら、このようなウイルスは可視化できないので、誰が保菌者か分からず全ての人、全ての場所を疑う必要があります。近くに保菌者がいるのではないか、そこらを保菌者が触ったんじゃないか。常に戦々恐々として過ごさなければなりません。

そのような見えない敵のゆえに神経をすり減らし、すべてを疑いながら生きていると、精神が疲れ果ててしまいます。もちろん感染予防の最善の努力を続けたいと思いますが、私たちを守り助けてくださるお方に目を注いで生きることは更に重要だと思います。真の神様により頼む者は心配する必要がありません。すべてを主に委ねて、主にある平安の内を歩みましょう。

いと高き方の隠れ場に住む者は、全能者の陰に宿る。私は【主】に申し上げよう。「わが避け所、わがとりで、私の信頼するわが神」と。主は狩人のわなから、恐ろしい疫病から、あなたを救い出されるからである。主は、ご自分の羽で、あなたをおおわれる。あなたは、その翼の下に身を避ける。主の真実は、大盾であり、とりでである。あなたは夜の恐怖も恐れず、昼に飛び来る矢も恐れない。また、暗やみに歩き回る疫病も、真昼に荒らす滅びをも。千人が、あなたのかたわらに、万人が、あなたの右手に倒れても、それはあなたには、近づかない。詩篇1:1~7

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