海洋汚染

公開済み 9月 13, 2020 by 管理人 in アドナイ・エレ

~また、マイバッグ忘れた~~

先日、教会前の交差点で子供たちの登校見守りに立っていると、いつも遅く来る子がまだ誰も来ていない7時前に歩いてきました。「おい、今日はどうしたの?」と聞くと、「早く目が覚めた。」との返事。雨になりそうな天気なので傘を持って、まだ登校するには少し早いので私のすぐ後ろの低いブロック塀(座るのにはちょうど良い高さ)に腰を掛けて、友達が来るのを所在なさげに待っています。

ふと、見ると持ってきた傘の柄を覆っている透明のビニールが少し剥げかかってるのか、ビリビリ破いて自分の足元に捨て始めました。それを見て私が「おい、ビニールをそんな所に捨てちゃだめだよ。それが川に流れだし、海に流れて魚が食べて死んでしまうんだよ。」というと、「知ってる。学校で作文を書いたから。」と言ったので、「それじゃ、なおさら駄目じゃないか。」というと、「捨ててるんじゃないよ。後で集めてちゃんとした所に捨てるつもりだったんだよ。」と言い訳しながら、下に散れているビニールの切れ端を集めてポケットに詰め込み始めました。

頭で解っていることが、ふと行動と結びつかない事ってよくあることで、散らかったビニールをちゃんと集めてポケットに入れたので、とやかく言わないで笑って見ていました。その様子を見ていた次に来た子が、「僕が以前、家族旅行で海に行って水泳しているとき海に小さなビニールの切れ端が浮いていて、魚が食べそうだったので、すぐとってゴミ箱に持っていったんだよ。」と話してくれました。学校での学び等もあって海洋汚染に対する意識は随分上がってるんだなと思いました。

世界の海洋汚染は年々ひどくなり、綺麗だった砂浜や海原がビニールゴミやペットボトルなどで埋め尽くされた様子を映像等で見ると、悲しくなります。このまま対策を打たないで放っておくと2050年は魚をはじめ海の生物より海洋ゴミの方が多くなると言われています。ゴミをかき分けて魚釣りをする姿なんて到底想像できません。

他人事ではない、自分自身も海洋ゴミにつながるようなものを捨てないように気を付けていきたいと思います。

海洋ゴミ削減対策として、日本でも今年の7月からスーパーやコンビニで買った品物を入れてくれるビニール袋が有料化されました。そこで、私もさっそくマイバッグを車に乗せて、いつでも買い物するときはそれを持っていけるように準備しました。

しかし、習慣とは恐ろしいもので、いざスーパー等で買い物しようとすると、マイバッグを持っていくのを忘れてよく入店してしまうのです。店のカートンに必要なものを取り集めてレジに並ぶと、他の人を見てマイバッグを持ってきてないことに気付きます。慌てて、レジの方に「すみません。マイバッグを車から取ってくるので、これらの買うものを預かっててください。」と言って、慌てて車に走ります。これが、1度や2度ではないのです。早く慣れて、マイバッグをもって買い物するのが普通になるようにしたいと思います。

私の小さい頃は買い物かごをもって買い物に行くのが普通でした。水物を買う時は瓶を持っていって、必要なだけ入れてもらっていました。また、そういう社会になるのかなぁ~。とにかく、早くマイバッグ持参に慣れたいと思います。

地球は人間だけのものではありません。すべての動物や植物と共生してお互いが素敵な環境を形成して生きています。地球家族として思いやりながら良い環境を崩さないようにしたいと思います。

死んだはえは、調合した香油を臭くし、発酵させる。少しの愚かさは、知恵や栄誉よりも重い。知恵ある者の心は右(名誉)に向き、愚かな者の心は左(不名誉)に向く。伝道者10:1~2

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