希望に目を向けよう

公開済み 1月 3, 2021 by 管理人 in アドナイ・エレ

~ 暗闇に光 輝き昇る~

「あたらしい朝が来た 希望の朝だ 喜びに胸を開け 青空あおげ ラジオの声に 健やかな胸を このかおる風に ひらけよ それ いち に さん」これは皆さんがよくご存じのラジオ体操の歌です。子供の頃にラジオ体操をするために小学校の運動場に集まり、みんなでこの歌を歌ってから元気よく体操を始めていました。しかし、昨年はラジオ体操に向かう元気な子供たちの姿を見られなくてとても残念でした。

その様に、昨年はコロナの世界的な大流行で生活が一変してしまいました。マスクをしてソーシャルディスタンスを保ちながら、常に戦々恐々とした日々を過ごす1年でした。「人を見たらコロナ患者と思え!」ばりの日々で、世界中のみんなが常に恐れを持ち、不安を抱えながらの生活を余儀なくされました。

しかし、残念ながら私たちの気持ちがダウンすると、様々な困難に打ち勝つ力が弱くなると共に、身体の病気に対する抵抗力も弱くなってしまいます。

陽気な心は健康を良くし、陰気な心は骨を枯らす。箴言17:22

こういう時こそ希望の方に目を向けて明るく生きる必要があるだろうと思い、皆さんにも前向きな生活をお勧めしたいと思います。

心に喜びがあれば顔色を良くする。心に憂いがあれば気はふさぐ。悟りのある者の心は知識を求めるが、愚かな者の口は愚かさを食いあさる。悩む者には毎日が不吉の日であるが、心に楽しみのある人には毎日が宴会である。箴言15:13~15

こうは言っても、マスク着用やうがい・手洗い、ソーシャルディスタンスを適当に扱えと言っているわけではありません。個人でできることは着実に行いつつ、気持ちは暗くならないで明るく生活しようとお勧めしているのです。

そんなことを考えている時、ふと思い出されたのが、夏休みや冬休みに喜び勇んで行っていた学校の校庭でのラジオ体操だったのです。そして、体操前にラジオの声に合わせて大声で歌っていたラジオ体操の心を明るくする歌でした。

そして、もう一つ思い出された歌が「暗闇に光 輝き昇る そのきよい光 神の栄光 暗闇を照らす まことの光 真理の御言葉 神の栄光 主はここにおられる 今 ここにおられる」の讃美歌です。

この歌は私たちがこの地に転居する前の町にいる時、日曜日に長男や教会の若者たちと朝早く小高い丘に登って、町を見下ろしながら、朝日が昇る時の町の様子を見ながら歌っていた歌です。まさしく暗闇に光が輝き昇る光景で、心躍る体験をしました。

そして、これは同時に私が生ける神様の存在を知り、信じて従っていこうと思った時の心境に合致しました。

人生の意義が分からず、ただ目先の楽しみや喜びを追い求めている生活に終始していた時に、生ける神様を信じて心に喜びが溢れました。私の人生が変わった瞬間でした。

そして、聖書の御言葉が私の内に飛び込んでくる体験によって、聖書こそこの世の真理を教えてくれていると確信し、新しい人生が開けたような体験をしました。

だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。Ⅱコリント5:17

まことの神様を常に見上げて、信頼して歩むならば、小さな弱い私たちが心配しながら生きる必要がなくなります。

神はわれらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある助け。それゆえ、われらは恐れない。たとい、地は変わり山々が海のまなかに移ろうとも。たとい、その水が立ち騒ぎ、あわだっても、その水かさが増して山々が揺れ動いても。 詩篇4:1~3

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