大がかりな内臓検査

公開済み 3月 28, 2021 by 管理人 in アドナイ・エレ

~ 検査よりその前後のほうが大変 ~

先日夫婦で大腸検査と胃の検査に行ってきました。実は数週間前に私が胃の調子が悪かったので、近所のクリニックで受診したとき、そこで医師から「65歳過ぎたら一度は胃と大腸の検査をしていた方が良いですよ。」と勧められたのですが、私が渋っていると、「指宿市に検査専門の病院がありますので、こちらから紹介状を書きますので、どうですか?」と背中を押され、検査に行くことにしました。その時、付き添いで来ていた妻に、「奥様はどうですか?」と医師から問われると即答で「やります。」と答えていました。凄い!

それで後日、夫婦で検査を受ける指宿の病院を訪ねました。そこで血圧等の検査をしていただき、胃と大腸の検査は1週間後の午後3時からに決まりました。それから、検査を受けるにあたっての備えの資料を渡され、指導を受けました。それによると、「検査日の2~3日前から多くの野菜、果物、海藻類など色のついたものや消化の悪いものは避けてください。食べて良いものは、豆腐、麺類、魚、肉、食パン、白米など」とありました。少しでも良い結果が得られるように、言われるように気を付けて食べました。

そして、検査日前日の朝食・昼食は―そうめん・うどん(具なし)、白米、パン等消化の良いものとあり、夕食はおかゆ、みそ汁(具なし)とあったので、朝は食パンに何もつけないで、具なしのスープとともに食べて、また昼は具なしのうどんを食べ、夕食におかゆと具なしの味噌汁を食べました。ジュースもコーヒーも飲めない不自由な食事でしたが、検査が終われば何でも好きなものを食べられると、頑張って挑戦しました。そして、寝る前に指示に従いコップ一杯の水にラキソベロン液という下剤を30滴入れて飲んでから休みました。夜、何度もトイレに行くことになるのかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。

検査当日は食事抜きで、朝7時ごろにマグコロールpという下剤1800mlを1時間かけて飲むように指示されたのですが、妻の提案で、夫婦で1時間ぐらい時間をずらして飲みました。この提案は成功して、夫婦で時間をずらしてトイレを占領することになりました。

そして、その日は何も食べずに午後2時半に病院に行きました。着いてしばらくすると、腹部全体のエコー検査がありました。その後、更衣室に入り病衣に着替え、そしてパンツは穴の開いたほうが後ろに来るように穿いてくださいと言われたので、見たら本当に後ろ穴開きパンツが置いてありました。

順番が来て、喉の通りをよくする液を飲んでからベッドに左を下にして横になり、そして真ん中に穴の開いたマウスピース用のものをくわえさせられながら、長い管が伸びた機械を見て、あの太い管が間もなく口から胃の中などに入っていくのか、大変だなと眺めていると、麻酔注射を打たれ、その後はまったく何も記憶がありません。「終わりましたよ。」という声で起き上がりましたが、この間に大腸検査まで終わっているとは思いもしませんでした。

もっときついものかと思っていたら、寝ている間にすべてが終わって別に何ということはありませんでした。「ああ、終わった~。何でも好きなものを食べられるぞ~」と思っていたら、検査後の生活についての資料を渡され、3日間はおかゆ、麺類、パンなどの消化の良いものを食べ、コーヒー等はダメで、お酒を飲む人は1週間禁酒するように、またお風呂も湯船につかるのは1週間後からにしてくださいとありました。検査よりその前後のほうが大変なことを知りました。

今回の検査で、酒たばこは飲まないけれど、自分の中にまだまだ貪欲な部分が残っていることを見せられました。

わが子よ、よく聞いて、知恵を得よ、かつ、あなたの心を道に向けよ。酒にふけり、肉をたしなむ者と交わってはならない。酒にふける者と、肉をたしなむ者とは貧しくなり、眠りをむさぼる者は、ぼろを身にまとうようになる。箴言23:19~21

No Response to “大がかりな内臓検査”

Leave a Comment