（ピロリ菌除菌） （乳癌手術後の副反応）　 佐多多視子

３月１８日に検査していただいた病院で、取り出した大腸ポリープを癌センターに送り、調べていただくので１０日後以降に結果を聞きに来てくださいと言われていましたので、４月１日に結果を聞くために検査病院を再訪しました。すると、主人も私も癌の兆候は今のところありませんという事で安心しました。

しかし、私は胃の中にピロリ菌があるので除菌しましょうと言われました。そんなものが私の胃の中にあったんだと思いました。先生の説明によると、ピロリ菌は主に５歳未満の時の母子感染で、食べ物を親が自分の口で噛み砕いて食べさせることによる、すなわち『愛情菌』と言われていて、先生の中にもあって除菌しましたと言われました。先生も愛されて育ったんだわぁと思いながら聞きました。しかし、神様はそれよりもっと大きな愛で私たちを愛されました。

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。ヨハネ3：16～17

ピロリ菌自体は４０歳以上の日本人では７０％の人が持っていて、Ｈ１２年から抗生物質２剤を１週間服用するだけで７０％は除菌に成功するようになったそうです。

主人は４０年前、十二指腸潰瘍で毎晩夜中に苦しんで、ピロリ菌除菌のために３０日間毎日注射をするために病院に通ったのですが、今は１週間薬を服用するだけで良くなるようになっているので、日々医療も進歩しているのだなぁと感謝しました。

また、１次除菌で除菌されない場合（約３０％）でも２次除菌治療をすると、除菌率９５％だそうです。

私は痛みも何もなくて、今回主人の検査に便乗して内視鏡検査をしていただいてピロリ菌があるのが判明してラッキーだと思いました。半年後に、除菌がどれほどできているか採血して調べるという事でした。

先生が「７０歳にもなると（私はまだなんだけど…そこのところは大切）あちこち悪くなってきますよ。1つずつ潰していきましょう。」と言われました。も・ち・ろ・んです。これを読んで下さっている今は、ピロリ菌除菌の抗生物質の1週間の服用は終了しています。

術後の副反応について

乳癌手術の術後だからなのか、放射線治療を行ったからか、あるいは服用しているホルモン剤の影響なのかは定かではありませんが、５月２８日に放射線治療を終えて、６月になってから手の甲が布地のちりめんの様になってきました。

ゲッ、これは何？と思いながら目にする度にハンドクリームを塗りました。塗ったというよりもペタペタとしわの中に押し込むという感じで、１日に何十回もそうしました。すると、１１月中旬にはすっかり元に戻りました。真夏にハンドクリームを塗ったのは６８年生きてきて初めてのことでした。その間に使ったハンドクリームは８５ｇ容器のもの２個半と、５０ｇ入りのチューブのものを２本半です。

諦めないでコツコツと塗り続けていると元に戻りましたので、気を良くした私は瘦せた為にできた顔や首、お腹のしわもいつかは、いつかは、きっと何時かはと期待しながらクリームをペタペタしていましたら、お腹のしわが一番先になくなりました。

また、しわだけでなく髪の毛が抜けてきます。妊娠中や出産後、子供に栄養を取られている時よりちょっと多めです。でもめげずに、髪の毛が最近薄くなってきた主人と朝・昼・晩と食事を摂るようにせっせ、せっせと育毛剤をつけています。それで何とか保っています。