希望への旅立ち

公開済み 1月 2, 2022 by 管理人 in アドナイ・エレ

~前向きで、 魅力的な人生を送るために~

時の経つのは早いもので、また、新しい年を迎えました。いつの間にか私も73回目のお正月を迎えます。私の小さいときのお正月、元日の朝の食卓に着くと父から「幾つになったか?」と聞かれていました。数え年で歳を数えていた昔は、みなお正月に一つ歳を加えていました。

正月には一休禅師の有名なうたで「正月は冥土の旅の一里塚、めでたくもあり、めでたくもなし」というのがあります。これは、正月になると「目出度い、目出度い」と皆浮かれているけど、正月の度に一つずつ歳を重ねて、一歩一歩死に近づいて行っているという世の無常について教えています。

しかし、また一方で老い先短い人生を無駄にしないで、日々を大切に生きなさいとの教えも含まれていると思います。

「私たちは皆、墓に向かって歩んでいる。」と言った人もおられました。確かにある程度の年齢になると、どうしても先のことを考えて、そのような気持ちになるのも致し方ないことかもしれません。

出エジプトのリーダー、モーセの祈りに次のようなものがあります。創造主なる神様は永遠なるお方であられる一方、私たちの命は何とはかないことであろうかと呟いています。

主よ。あなたは代々にわたって私たちの住まいです。 山々が生まれる前から、あなたが地と世界とを生み出す前から、まことに、とこしえからとこしえまであなたは神です。・・

私たちの齢は七十年。健やかであっても八十年。しかも、その誇りとするところは労苦とわざわいです。それは早く過ぎ去り、私たちも飛び去るのです。詩篇90:1~2,10

しかし、死を恐れながら生きることはせっかくの喜びを打ち砕いて,味気ない年のスタートにしてしまいます。歳をとっても新しい目標や希望を持つて、楽しい人生を送ることは幾らでも可能だと思います。

その為のキーは創造者であり支配者なる神様を信じ、神様との良い関係を持つことです。

わがたましいよ。【主】をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。主は、あなたのすべての咎を赦し、あなたのすべての病をいやし、あなたのいのちを穴から贖い、あなたに、恵みとあわれみとの冠をかぶらせ、あなたの一生を良いもので満たされる。あなたの若さは、鷲のように、新しくなる。詩篇103:2~5

いくら歳をとったとしても目標や希望は幾らでも持つことはできます。そして、それを持つ人は生き生きとして、魅力的な人生を送っているように思います。

 歳をとっても、暗い方を向かないで、恵みの主に目を留めて、そこからくる恵みと祝福を豊かに受け取る者となりましょう。

 わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。──【主】の御告げ──それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。エレミヤ29:11  

支配者なる神を信じて、全ての人が年齢と関係なく、望みをもって新しい年の旅立ちを始められますように!

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