乳がんを体験してー術後3年目
~ CT検査 再診 ~ 佐多多視子
昨年クリスマスイブの日に乳腺科の診察を受けたおりに、次の診察日は3月末という予定表をいただきました。ところが、3月中旬県外の人達に会う事になったので、予約センターに電話をして、診察日を変更してもらいました。コロナの収束具合がどうなるか分からないのと、県外の人に会ったあと2週間以内に来院するのは良くないと思ったからです。それで、乳腺科の診察日は2月26日となり、婦人科は3月7日となりました。前日に予約センターに電話して確認すると「確認のお電話ありがとうございました。」と言われました。
さて、2月26日受付のところでおでこで体温を測り、注意事項を確認していると、受付のSさんが走って来て、お世話して下さいました。この方はいつもニコニコしていて、病院内では笑ってはいけないのかと思っていましたが・・・、良いんだと思わされた人です。
診察券を機械に入れて下さり、今日の番号や診察スケジュールが書かれた紙を以前のようにファイルに入れてくださいました。前回はコロナ禍なので自分で全部するようになっていたので、「えっ!いいの?いいの?またそうしていただいていいの?」と思いました。
いつものように2階で採血をしていただいて、4階でCT検査です。以前女性放射線技師のKさんから金属製のものやプラスチックのボタンが付いていてはいけないのでと言われていたので、今回は胸当てだけではなくインナーの長袖シャツもマジックテープのものを着ていきました。その時も今日も胸部と腹部の撮影でして、その時はペチコートもスカートも少し下にずらして撮影して下さいましたが、今回はほかの担当の方で「下も病衣のズボンにはき替えて下さい」と言われました。病院側に気を遣わせないように、迷惑をかけないように、次は総ゴムのスカートを穿いていこうと思いました。また、上もセーターやTシャツのように金具のないものだったら病衣に着替えなくてもいいのかなとも思いました。それに腕時計などは当然はずします。
その後5階で診察です。待合室で待っていると、目の前の診察室1に新しい主治医のK先生の名札が付いていました。でも、他の先生が診察して下さるのかも知れないと思い、期待しないで待っていると、診察室1から出てきた看護師さんが私の番号を呼んだので、「主人も診察室に入っていいですか?」と聞くと、「どうぞ」と言って下さいました。そこで、小走りで行っていると、「急がなくて良いですよ。」と言われたのですが、先生と看護師さんと次の患者さんを待たせたらいけないと思い、走り続けて別の待合所にいた主人を呼んできて、一緒に診察室に入りました。私が「先生は火曜日担当だという事でしたのに、今日お会いできてうれしいです。」と言うと、先生が「土曜日は持ち回りで今日は担当なんですよ。」と仰いました。ラッキー!
CT検査の結果は「異常ありません」と言われましたので、良かったです。その日1日主人と「K先生だったね。」「K先生だったね。」と久しぶりに息子に会ったみたいに2人で喜びました。
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