乳がんを体験してー術後3年目 2

公開済み 3月 13, 2022 by 管理人 in アドナイ・エレ

~ 婦人科再診 エコー検査~           佐多多視子

先週は、乳腺科でのCT検査と診察について報告させていただきました。そして今回は、3月7日の婦人科でのエコー検査と診察についての報告です。

病院に行くと、まず1階の総合受付を済ませて、2階の婦人科受付に行きます。ファイルを指定の所に提出するのですが、自分の名前を伏せて、裏にして提出しても良いです。

それから、番号を呼ばれて問診を受けます。「痛いという事はないですか?」「出血とかはないですか?」など聞かれます。その後また番号を呼ばれ診察室に入ります。その時「良い手術台に代わりましたね。昔の形式のは、ひどかったですよね。」というと、その看護婦さんも体験しておられたようで「そうでしたよね。」と言っておられました。

結果説明して下さったのは前回と同じT女医さんでした。画像を見ながら詳しく説明して下さいました。内膜は今回4、9㎜でした。私が「この前は2、9㎜で、その前は6、5㎜でしたが、どうしてこう変動するのですか?」と尋ねました。すると、先生が「ホルモン剤を服用しているとそうなりますね。」との事でした。また先生は「子宮筋腫の大きさは変わりませんが、だんだん小さくなっていくと思います。」と言われました。半年後に子宮頸がんの検査もするという事でした。そして、F看護師さんから「予約は3ヶ月前からしか受け付けていませんので、3ヶ月前に予約センターにお電話ください。」との説明を受けました。

《リンパ節手術をされた方、また今後手術されるかもしれない方へ》

〈乳がん〉手術の前日に『センチネルリンパ節生検』に備えて放射性医薬品の注射をします。〈がん〉手術の折に脇のところを切開して、〈がん〉の転移があるかどうかを調べて下さいます。リンパ節に〈がん〉があると全身に〈がん〉が回ってしまうので、その治療をしないといけなくなってしまいます。私には幸い〈がん〉はありませんでしたが、手術後に『リンパ浮腫のセルフマッサージ』についての勉強会がありました。そのことを医師である長男に話すと、「行き届いている、親切な病院だね」と感心していました。

この手術を経験した私の経過報告ですが、

  • 手術をした方の手で、妊娠時に気を付けるように重い荷物を持ってはいけません。
  • 妊娠している時のように手を伸ばして物を取ろうとしてもいけません。
  • ザルの水切りをこちらの手でしてはいけません。(私は肩からひじにかけて身体に腕を付けて何度か水切りを試みてみましたが、それでもダメでした。)
  • 『行進、前に進め!』の時のように腕を前後に動かしてはいけません。・・・などです。

うっかりこれらの事をしてしまうと、脇の少し後ろがピリピリ・キリキリしました。そういう時は「ごめんごめん、よしよし」となだめながら、もみほぐして腰の方へ流します。リンパ腺は皮膚のすぐ下にあって、筋肉の上にあります。術後は経験したこともないような反応が起こりますが、自分にこう言い聞かせています。「これまで、主人や子供たち、また周りの人達にたくさん時間を使ってきましたが、子育ても一段落し、主人の両親も最後までお世話できたし、今からは自分のために時間を使わせて頂こう。」

術後30年以上経って、引っ越しの準備をしていたら腕が腫れてきた人がいるとの説明を受けました。ですから、一生左の腕をいたわりながら生活をしようと思います。

先日、息子が心配して電話をくれました。「左腕が右腕より腫れたりしてない?」それに対して私は「大丈夫だよ。右腕の方が腫れてるぐらいだよ。(そんなことはありません)」と答えました。(この言い方は主人の受け売りです。主人の言い方が移ってしまいました。)

陽気な心は健康を良くし、陰気な心は骨を枯らす。箴言17:22

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