妻の古稀のお祝いと日曜礼拝
~素敵な料理をありがとう~
3月19日の夜、妻の古稀のお祝いをしていただきました。連れて行ってくれた所はこじんまりとした料亭でしたが、長男が以前勤めていた病院の院長先生から教えていただいたというところで、何度か利用させていただいた様子でした。
ここは、東日本大震災時に襲ってきた津波によって以前のお店が崩壊し、新しく建て変えられたとのことで、まだ真新しいお店でした。
お父さんと息子さんの2代で料理を作っておられ、息子さんは東京の高級料亭で修業をされて帰ってこられたとかで、出された料理の一つ一つが手が込んでいて、それぞれが美しく盛り付けられていました。
料理の下に大きな笹の葉のかいしきがおかれていたり、つぼみの付いた桜の小枝が添えられていたりしていました。そして、子供たちが喜んだのは刺身の上にちょこんと薄い羽を広げて止まったニンジンで作られた立体的な蝶でした。
魚料理、山菜料理、柔らかい貝料理、肉料理に天ぷら料理等々、デザートまで入れると10種を超える料理の一つ一つと、それに使ったタレに至るまで丁寧に説明をして下さって、全てを美味しく堪能致しました。
妻は、あまりにも美味しかったので鹿児島に帰って来てから、その料理屋さんにお礼のお手紙を書くと言っていました。妻にとって忘れられない素晴らしい古稀のお祝いとなりました。
さて翌日3月20日は、日曜礼拝で息子家族がお世話になっている教会の礼拝に出席させて戴くことになっていました。牧師夫妻は昨年アメリカから来られた方で、ご主人はアメリカ人と日本人のハーフの方で、とても優しそうな先生でした。(実は以前、YouTubeで先生の礼拝メッセージのご様子を拝見しておりました。)
そして、先生から事前にお電話いただいて、当日の礼拝メッセージを依頼されていたので、少し緊張して教会に入りました。先生とのご挨拶が終わると、当日の奏楽担当の息子の嫁と先生の3人で、礼拝のための備えのお祈りをいたしました。
礼拝が進んで私のメッセージの時間になると先生が私の名前と教会名を紹介して下さり、さらに息子に私の紹介の補足をお願いしました。息子は驚いた様子で、「すっかり油断しておりました。」と言いながら、慌てた様子で私の紹介をしてくれたので、私が息子に「ご紹介有難うございます。」と、笑いながらお礼を言って、「息子家族がお世話になっています。また、一人うるさいのがいて、ご迷惑をかけていることと思いますが、よろしくお願いします。」と言いました。すると、みんなが笑ったので、心当たりがあるんだなと思いながらメッセージを始めました。
こちらの教会では、コロナ禍で多くの信徒の方々がネットでの礼拝をしておられて、出席者はそんなに多くはありませんでした。また、礼拝メッセージもマスクをしたままお話しするので、はっきりと言葉が伝わるように大きな口を開けて話すと、マスクがずれてきて鼻が出てしまい、マスクをアゲアゲ話しました。
礼拝後に何名かの教会員の方と挨拶とお話をさせていただきました。中に息子のクリニックで働いておられると言われた女性の方もおられました。後で、息子に聞くと彼女は教会でしっかりしておられたので息子からお願いしたという事でした。
礼拝後に外で車に乗っていると、元気が有り余っている末の孫が走ってきたので、「礼拝で君の話をしたよ。」というと内容も聞かずに「ワ~イ、ワ~イ」と言って喜んで走っていきました。
その後、教会の隣のラーメン屋さんで息子家族と一緒に昼食を食べて、私たちはホテルに帰っていつものように昼寝しました。
わたしと共に主をあがめよ、われらは共にみ名をほめたたえよう。詩篇34:3
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