かわいい新1年生

公開済み 4月 17, 2022 by 管理人 in アドナイ・エレ

~心配しつつ送り出すご両親~

今年も新学期を迎えて、真新しい大き目の制服に身を包んだ、あどけない顔をした小さな新1年生が大きなランドセルを背に登校してくるようになりました。

例年だと入学式に来賓で参加させていただいて、そこで新1年生との初対面を果たすのですが、残念ながら今年もコロナ禍で入学式への来賓参加は見送られ、始業式の朝に初めて登校する新1年生の子供たちに会えました。

前日、入学式を終えた子供たちは、希望に胸を膨らませて登校してきました。しかし、送り出すご両親の中には登校していく子供さんを心配して、私が見守りをしている交差点の所まで着いて来られる方もおられます。そして、交差点の向こうで別れると、子供さんが見えなくなるまで橋のたもとに立ってずーっと見送っておられました。

さらに、中には子供さんと一緒に学校の近くまでついて行かれる方もおられます。一人のお母さんは小さな2~3歳の弟の手を引いて、3人で学校まで一緒に行っておられたようで、しばらくすると、弟と一緒に帰ってこられました。私が帰っていく弟に「バイバイ」というと恥ずかしそうに手を振って返してくれました。

また、お二人の子供さんを一緒に入学させるお父さんも、二人の子の絵本袋等を持ってあげて、3人で一緒に歩いて行かれました。お父さんは帰ってこられなかったので、そのまま職場に行かれたのでしょう。

おかあさん方の中には、帰ってくる子供たちが心配で、途中まで迎えに行かれるつもりで、少しずつ学校の方へ歩いて行くうちに、ついに学校まで着いてしまったという方々もおられるそうです。

今年の新入生は36人で1クラスだけでした。昨年の1年生は2クラスあったのに、入学する子供が年々少なくなってくるので、寂しい限りです。そして、私が立っている交差点を通る新1年生は15人程です。それでも、私が朝の登校時に見守る小学生は百数十人もいて、毎朝子供たちに会って挨拶するのを楽しみにしています。

一応、全員の名前を憶えておいて、一人一人名前を呼んで「おはよう」と挨拶するように心掛けています。5~6人一緒に信号を渡って来て全員の名前を呼べないような時は、小さい子から順に名前を呼べるだけ呼ぶようにしています。

それで、今年も新1年生と転校生の20人足らずの子供の名前を早急に覚えなければいけません。背格好の同じ位の新入生たちがマスクをして帽子を被って同じ制服姿で登校してきます。そこで、近年は私の年齢による記憶力の低下も相まって、一人一人見分けて名前を覚えるのが大変になってきました。さらに今年の新入生には、双子が一組、三つ子が一組いるので、見分けるのが例年以上に大変そうです。

しかし、名前で呼ばれると親密度がぐっと増して、すぐ仲良くなれるので、頑張って覚えようと思っています。子供たちが楽しい学校生活を送れますように!

【主】はこう仰せられる。「恵みの時に、わたしはあなたに答え、救いの日にあなたを助けた。わたしはあなたを見守り、あなたを民の契約とし、国を興し、荒れ果てたゆずりの地を継がせよう。」・・・天よ。喜び歌え。地よ。楽しめ。山々よ。喜びの歌声をあげよ。【主】がご自分の民を慰め、その悩める者をあわれまれるからだ。イザヤ49:8,13

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