子供たちとの楽しい交流

公開済み 1月 22, 2023 by 管理人 in アドナイ・エレ

~うちは交番じゃないよ~

年が明けて、みな新たな気持ちで新年をスタートしていることでしょう。私は、今年ついに後期高齢者になりますが、若々しく前向きな思いで日々を過ごしたいと思っています。

さて、コロナの感染拡大は一向に収まる気配がなく、楽しみにしていた小学校での本読みのボランティアが急遽中止になってしまいました。学校内ではコロナだけでなくインフルエンザの流行も相まって欠席者が増えていることから決断されたことだと思います。

それでも、朝の街頭での登校見守り時の子供たちとの会話は弾みます。良く話しかけてくる2年生の男の子に「冬休みどこか行った?」と聞くと、「うん。お爺ちゃん家。いとこたちと遊んだ。」と嬉しそうに話してくれました。彼は一人っ子なので、よっぽど楽しかったのでしょう。

また、3学期になり登校が始まると、1月とは思えない暖かい日がしばらく続きました。そのような時に、5年生の男の子が制服の上着を着て寒そうに肩をすぼめて歩いてきました。そこで、私が「寒いの?今日はそんなに寒い日じゃないよ。」と言って、丁度歩いて来ていた彼の友達を指して「ほら、W君を見て、暑いので上着を着ないでポロシャツ姿だよ。」というと、W君が「アッ、しまった。上着を着ていないのに今気づいた。」と言ったので、3人で笑いました。それほど暖かい日だったということだと思います。

また、先日は激しい雨の中での登校になりました。子供たちの中で半数ぐらいは車で送ってもらっていました。私の前を車が通り過ぎる際は、雨の中で登校見守りをしている私に対する後ろめたさからか、さっと身をかがめて隠れる子がいます。しかし一方、こちらを向いて車の中からニコニコしながら盛んに手を振る子もいます。

また先日、5年生の女の子が、「昨日はKさんと話が盛り上がって楽しかった。」と言ったので、私が「男の子たちの話をしたのでしょ。」と言うと、彼女が「そうなのよ。O君がイケメンで、かっこいい。そして、お母さんたちに評判がいいのが、K君と、Y君。」そして、「K君には、好きな子がいるんだよ。」等々を教えてくれました。

今の子たちは、私たちの時代と違って、朝交差点で会ったら男の子と女の子が一緒に話しながら登校していきます。私たちの時代はそんなことはなかったので、仲が良くていいなと思います。

ただ、誰とでもというわけではなさそうで、「あの子とは話が合う。あの子とは話が合わない。あの子はゲームの話ばっかりする。」とか、気の合う子とそうでない子がいるようです。

また、ほぼ毎日誰かが学校帰りに教会に来て、トイレを借りていきます。ぞろぞろ交代で入るので、「君たち、学校で済ませてきたら。」と言いますが、学校ではしたくないようです。

また、帰りにお金が落ちていたと言って10円とか50円とかを届けに来ます。「警察に持って行きなさい。」と言っても、「面倒くさい」とかいうので、それでは教会で世界の食べられない人たちのための募金をしてるので、それに入れておくよ。」というと、「うん」と言うので、彼らの見てる前で飢餓募金箱に入れます。

その他の落とし物として、子供たちの絵本袋や傘、帽子などもあるので、一応預かって、明くる日の登校時に一人一人尋ねて渡すようにしています。それから、洗濯ばさみやペンダントなどを拾って持ってきますが、渡しようがなく困ってしまいます。

変わったものでは、休日に子猫を拾って持ってきた二人の女の子がいました。どこかに捨てられていた猫たちだと思いますが、可哀そうだけどそれは断らざるを得ませんでした。

しかしイエスは、幼子たちを呼び寄せて、こう言われた。「子どもたちをわたしのところに来させなさい。止めてはいけません。神の国は、このような者たちのものです。まことに、あなたがたに告げます。子どものように神の国を受け入れる者でなければ、決してそこに、入ることはできません。」ルカ18:16~17

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