～ 真理を知ったら何でもないことだっ た～

先月の７年ぶりの積雪があった日に、２階の温水が出なくなりました。１階のお風呂や教会の炊事場は今まで通り温水が出ていたので、多分2階への配管の途中が凍結したので、温水が出なくなったのだろう、温かくなったらそのうちに温水が出るようになるだろうと思っていました。

　しかし、一向に温水が出る気配がありません。おかしいなと思いながら、２階での水仕事等は、水が冷たいのでゴム手袋をして行っていました。また、私の髭剃りは１階の洗面台まで降りて来て剃ったり、お風呂時に剃ったりしていました。

　２階の温水が出ない原因として、以前と比べて水の出が悪いことが原因か、給湯器も２０年ほど経っているので給湯器自体に問題があるのかのどちらかだと思うので、とりあえず教会前の水道の引き込み口の元栓を全開にして試してみましたが、それでも水量はあまり増えなくて、温水は出ませんでした。

　そうこうしている内に、ついに半月が過ぎてしまいました。早く何とか修理しないといけないと思いましたが、それの改善のために、水道屋さんを呼ぶべきか、ガス屋さんに相談すべきか迷ってしまいました。

　もし、水道屋さんに視て頂いて、「これはガス屋さんでないと」と言われて、ガス屋さんに診てもらったら２重に支払いが起こり、無駄な経費を使うことになるかもしれないし、その逆もしかりで。それで、どっちにお願いすべきが迷って動けないでいました。

　すると、お世話になっているガス屋さんの新聞チラシが、「従来のガスだけでなく水回りも請け負えるようになりました。」と、良いタイミングで入っていました。

これならロスなく頼めると思い、すぐガス屋さんに電話しました。すると、先日の雪の日以来鹿児島市の高台の地域で水道管の凍結等があって、忙しい状況でしたが、数日後に時間を取って来て下さることになりました。

　そして、先日来て下さったのですが、外の給湯器を見られてかなり痛んでいるようですが、まだ大丈夫です。しかし、もし問題があったらすぐ連絡くださいとのことでした。

　そして、２階の炊事場を見て下さって、水量が少ないので着火できないのかもしれません。ちょっと水量を増やしてみましょうと言われて、水道の蛇口のお湯の方のねじをドライバーで少し緩めて、水を出して見られたら、すぐ温水のランプがつき、温水が出始めました。

　それを見て、妻は思わず手を叩いていました。それもそのはず、長い間温水を待ち焦がれていたからです。それにしても、あそこで水量調節ができると知っていたら、自分でもすぐにできたのにと思いました。

　ガス屋さんの話によると、恐らく先日の寒さで水道管が凍り、それが解けるときに周りについていた錆などがはがれて落ちて、それが水道管に詰まり流水量が少なくなった関係で、点火ができなくなっていたのではないかと言っておられました。

　妻が修理の費用を尋ねると、「いや、今日は修理代はいりません。」とのこと。私が「わざわざ来て下さったのに、出張料とかいらないのですか？」というと、「しょっちゅう、ここら辺を回っていますので、いらないですよ。」とのことでした。

　簡単なことでも知らないばかりに苦労することは良くあるように思います。人生においても、苦しんだり悩んだりしていても、真理を知ったら何でもないことだったということがあるように思います。

　そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。ヨハネ8：３２

　イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。」ヨハネ１４：6