天国のような地球
~美しく、素晴らしい自然環境に囲まれて~
今年は教会の裏庭の柿の木が約70個の実を結びました。そのうち先に熟れたものは下に落ちたり、虫に食べられたりしていました。この柿の木は植えっぱなしで、何にも手入れしていないので、今までは毎年数個の実しか結ばなくて、赤くなって美味しそうに熟れるまで待っていると、大半を鳥に食べられてしまいました。
しかし、今年はどうしたことか沢山の実がなりました。それで、鳥に食べられる前に、全部取ってしまおうと、踏み台を持っていって取りましたが、下半分の柿しか取れませんでした。やはり、大きな脚立を持って来て取らないと全部取るのは無理だなと、残りはまた後日に取ることにしました。
すると、先日のお食事会の後、私より30cmも高い192cmと高身長の外国の方が、高い所に生っていた柿をすべて取って下さいましたので、ご厚意に感謝しました。
さて、私たちは毎日様々な食べ物、カキやリンゴ、ナシやキーウィ、バナナにミカン、それにお米や様々な野菜等に囲まれていますが、これらは全て神の恵みのゆえであることを覚え、創造主なる主に感謝したいと思います。
神さまは天地創造の時点から食物が食べてなくならないように、すべての植物が種を持ち、果物や野菜等を毎年再生するように創造されました。
神は仰せられた。「地が植物、すなわち種を生じる草やその中に種がある実を結ぶ果樹を、種類にしたがって、地の上に芽ばえさせよ。」そのようになった。地は植物、すなわち種を生じる草を、種類にしたがって、またその中に種がある実を結ぶ木を、種類にしたがって生じさせた。神はそれを見て良しとされた。創世記1:11~12
そのように神様が造られたので、裏庭の柿も毎年実を結ぶし、私たちは毎年、様々な美味しく栄養のある食べ物を食べることができています。日常の何気ない生活の中に神の愛と恵みがあふれています。主に感謝します。
また、神様は食べ物だけでなく、私たちを愛し、あらゆる恵み与えて下さいます。私たちが生きていること自体が素晴らしく、奇跡的なことなのです。まず、日々食べ物を食べられるためには、それらの食べ物だけでなく、それが育つ環境があることが重要です。
太陽の光があり、適度の気温があり、時々雨が降って地を潤し、土の中にはそれらの成長を助ける栄養素が含まれています。
そして、それらはすべて創造主なる神様があらかじめ備えてくださったものです。当たり前ではありません。地球から一番近い月でさえも、作物が育つ環境は全くありません。ましてや、地球から遠く離れた惑星などは、もっと可能性がないところです。
ちなみに、太陽系の惑星の平均地表温度を調べてみると、水星:167℃、 金星:464℃、 地球:15℃、 火星:‐65℃、 木星:‐110℃、 土星:‐140℃、 天王星:‐195℃、 海王星:‐200℃ とのことです。地球以外の温度だけ見ても住めそうなところはありません。
それだけでなく地球には、桜や菜の花、チューリップやアジサイ、ヒマワリやバラ、コスモスやスイセン等、四季折々にたくさんの花々が咲き乱れます。
さらに海の青、空の青、山々の緑や紅葉、寒い時期の銀世界等々、美しい自然に囲まれています。それらの一つ一つがほかの惑星では決してみられない美しい光景です。
これらを考えると、地球の特別性がよくわかります。これらは単なる偶然ではなく、主なる神の私たちに対する愛と恵みなのです。
もし、他の惑星に人がいて、その人が地球に来たら、「ここは天国だ」と言うに違いありません。
【主】よ。あなたのみわざはなんと多いことでしょう。あなたは、それらをみな、知恵をもって造っておられます。地はあなたの造られたもので満ちています。詩篇104:24
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