乳がんを体験してー術後5年経過 Ⅱ 佐多多視子

公開済み 2月 16, 2025 by 管理人 in アドナイ・エレ

~回復感謝と患者からのお願い~

入院した病院では学ばせられることがたくさんありました。『術後サポートプログラム』でI栄養士による食事の摂り方の他にも、リンパ節のマッサージの仕方なども学びました。皮膚の下にリンパ腺があって、その下に細胞や筋肉があるので、そんなに強くマッサージしないようにと指導者の方が実際にして見せて下さいました。皆「へえ~、そんなもんで良いんだ」と言っていました。

 また以前に書かせて頂きましたが、入院中ブラブラ歩いて壁の貼り紙を見ていましたら、左側の下の方に母親が乳がんになった子供さんを集めて集会をしているという記事を見ました。

 「お母さんはこういう病気です」「こういう対応の仕方をして病気を治していくからね」と子供さんたちを元気づけておられていてびっくりしました。

 患者さんに向き合い共に歩んでいくだけでも相当なエネルギーが要ると思いますのに、患者さんの子供たちにまで関わっておられて脱帽でした。

 また、この病院には『医療安全管理者』という人を置いています。患者の側に寄り添って下さって行動し、発言して下さいます。とても感謝していますし、感心しています。

 普通、医者も看護師も患者に寄り添っているでしょう。でも、質問したり何らかの提言をした時、病院側や同僚を擁護し、かばいたくなるのは(親子の間でもそうでしょうから)自然の事と思われます。

 患者は質問する時も、提言する時も相当考えて勇気を振り絞って発言していると思います。治療に手を抜かれるのではないかと思い口をつぐんでしまいます。これからの病院のために、これからの医療のために生かそうと思って聞いて欲しいです。それらの話を聞く勇気、潔さも兼ね備えておいて下さって、医療の向上のために共に手を携えていきたいものです。

 これは、お願いというか提言なのですが、マンモグラフィー検査やエコー検査の時、また特に婦人科での検査で一人一人のやり方が違うので、「今日の人はどうなのだろう?」と思いながら緊張して接しないといけないし、それだけでも気を遣いますので疲れます。

 K技師やS技師の声掛けやしぐさに、とても思いやりがありました。こういう方に倣うとか、指導を仰ぐとかしてみて頂けないでしょうか?より良い医療の向上のために一考お願いします。

 別の種は良い地に落ちて、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍の実を結んだ。マタイ13:8

イエス様のたとえの説明

ところが、良い地に蒔かれるとは、みことばを聞いてそれを悟る人のことで、その人はほんとうに実を結び、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍の実を結びます。マタイ13:23

夫から

 患者さんたちの体験による貴重な意見は、神のみ言葉とは違いますが、参考になり、良い成果をもたらすものも多々あるように思います。

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