懐かしい『ヤン坊、マー坊天気予報』

公開済み 3月 2, 2025 by 管理人 in アドナイ・エレ

~下駄を飛ばして、明日は晴れだ~

懐かしい『ヤン坊、マー坊天気予報』

朝起きてきた妻が笑いながら、夢でヤン坊、マー坊の夢を見たと言ってきました。そういえば昔「ヤン坊、マー坊天気予報」って、よく聞いてたなぁ~と思いだしました。すると、うる覚えの歌が響いてきました。

「♪ぼくの名前はヤン坊、ぼくの名前はマー坊、

二人合わせてヤンマーだ。君と僕とでヤンマーだ。

・・・・

小さなものから大きなものまで動かす力だ

ヤンマーディーゼル」

この歌は昔、毎日のようにテレビから流れてきて、可愛いヤン坊・マー坊の動画と共に楽しく見たり聞いたりしていました。

さて、話は変わって私が中学生になったとき、それまでの『農業』の授業が、『技術・家庭』に代わりました。それで、男子は『技術』の授業で、女子は『家庭科』の授業と、別々の教室で別れて学ぶようになりました。

そういう状況下で、それまで授業で『農業』を教えておられた地元の農家の先生が、突然『技術』を教えなければならなくなりました。先生も大変だったのでしょう。先生自身が苦労して学びながら教えておられるのがよく分かり、みな余り質問等はしないようにしていました。

ある時、学校の横にある作業小屋に生徒たちを連れて行って、発動機を指差して「これは、ヤンマーです。」とその名前を教えてくれましたが、都会から転校してきた私の友人が小声で「ヤンマーはメーカー名だよ。」と耳打ちして教えてくれました。それで、ヤンマーと聞くといつもその時の事を思い出します。※先生ごめんなさい。

さて、私たちの幼い頃は足を振って下駄を飛ばして、下駄が表を向いたら明日は晴れ、裏返ったら雨、横に立ったら曇りと言って、盛んに飛ばしていました。

今は下駄を履いている人が少ないのと、かなり正確な天気予報ができるようになったので、もうそのような人は見かけなくなりましたが、それなりに楽しい子供達の遊びでした。

さて、天気予報と言えば、少し前まで鹿児島独特のユニークな天気予報がありました。それは、上空1500mの風向きを教えてくれることでした。ある時、他県から来られた方から「どうして上空1500mの風向きを教えるのですか?」と不思議そうな顔をして聞かれたことがありました。

それで、彼に「それは、鹿児島はしょっちゅう桜島の噴火があり、この地に住む人にとっては、噴煙がどこに飛ぶかは重要な要素なので、そのような予報がされているのですよ。」と説明しました。

しかし、今は気象衛星からかなり正確な情報が送られてくるようになったので、桜島が噴火した場合の噴煙が飛ぶ方向を図にして見える形で午前と午後に分けて教えてくれるようになっています。

しかし、イエスは彼らに答えて言われた。「あなたがたは、夕方には、『夕焼けだから晴れる』と言うし、朝には、『朝焼けでどんよりしているから、きょうは荒れ模様だ』と言う。そんなによく、空模様の見分け方を知っていながら、なぜ時のしるしを見分けることができないのですか。」マタイ16:2~3

噴煙がどこに飛ぶかと同じように人にとって時の印を見分けることは重要なことです。

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