喜びの知らせを伝えるクリスマス
〜喜入に来てからの過去20回のクリスマス〜
喜入に来て早20回目のクリスマスを迎えました。クリスマスを迎える度ごとに、これまでの様々なクリスマスの集会が懐かしく思い出されます。
第1回目は引っ越してきた次の日という強行軍で、ここでクリスマスを迎えるために、突貫工事で前日までに教会堂を完成させていただきました。まだ、引っ越しの後片付けも儘ならない内に行われた忘れがたいクリスマスです。
その後の4回はKYTのテレビ局が取材に来て下さって、翌日のニュースで放映して下さいました。内1回は子供たちのクリスマス会まで来ていただいて、笑顔でプレゼントを貰う子供たちが映し出されました。
その後数年、金先生を中心とするカリスのメンバー5人が毎年来て下さって、ゴスペルコンサートを行い、素晴らしいコーラスを披露してくださいました。地域の方々もその歌声に魅了され、毎年来られる方も現れました。
また、数年前には韓国のプロのゴスペルグループの方々がおいで下さり、八幡温泉保養館の2階の会場いっぱいの100名を超える方々にお集まりいただき、素晴らしい演奏と賛美を聴きつつ盛大なクリスマスコンサートを行わせていただきました。
その他の年は、教会でキャンドルライト・サービスを行い、キャンドルライトの下の厳かな雰囲気の中で、「きよしこの夜」等の讃美歌を全員で歌い、クリスマスメッセージを聞いて主のご降誕のクリスマスをお祝いして参りました。
また、数年前からは南九州市頴娃町の会場でもクリスマスの集会をさせていただくようになり、多くの方々においでいただけるようになりました。
どれもこれも忘れがたい素敵なクリスマスの集会でしたが、私たちが望むことはクリスマスの真の意味を一人でも多くの方々に知っていただきたいということです。今やクリスマスは日本中どこででも祝われるようになりましたが、残念ながらクリスマスの何たるかを知らないで、浮かれることも多いのではないかと思います。
クリスマスはキリスト・マス、すなわちキリストのミサということで、神の御子イエス・キリストのご降誕をお祝いする日なのです。それではキリストが生まれたことがどうしてめでたいのか、なぜ世界中で祝われているのかということをお話しさせていただきたいと思います。
さて、私たちの悩み苦しみだけでなく、病や死に至るまで私たちの犯した罪と関係があるのです。そして、あらゆる罪の内で最も大きな罪が「神はいない。私が好きなように生きて何が悪い、私の人生だ。」と言って、天地万物の創造者であり、支配者である神を認めない生き方なのです。
すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。この方はご自分のくにに来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった。ヨハネ1:9~11
人は神につながって初めて幸せな人生を送れるのに、神から離れた結果、私たちの人生は苦難と問題の連続になりました。その様な私たちを再び正しい位置に戻らせ、祝福と喜びの中に入れるために、神の御子が神の存在を表すために生まれて来られました。
いまだかつて神を見た者はいない。父のふところにおられるひとり子の神が、神を説き明かされたのである。ヨハネ1:18
イエス・キリストが生まれる前、数百年いや千年以上前から幾度も救い主が生まれることが預言されており、それを知る者は救い主の出現を待ち望んでいました。そして、それがかなったのが、クリスマスです。
しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。ヨハネ1:12
しかし、いざとなると多くの人がそれを拒否してしまいました。しかし、このお方を受け入れた者は真の平安と喜びの人生をいただきました。この素晴らしい恵みがクリスマスなのです。
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