おばあちゃん猫がよみがえった。

公開済み 1月 25, 2015 by 管理人 in アドナイ・エレ

〜老化さえも覆した!〜

先日、キリスト教センターで月2回行われている朝祷会(朝7時から様々な教会のクリスチャンたちが一緒に集まりメッセージを聞き、共に祈る集会)のメッセージの担当だったので、出掛けてきました。

そこで、決まって私の隣に座られる老夫婦がおられるのですが、お二人はかなりの高齢にもかかわらず、お年の割には若々しくしておられ、お元気に毎回出席しておられます。

奥様の耳が少し遠くなられたので良く聞こえるようにメッセンジャーのすぐ横に毎回座られて、熱心に聞いてくださり、質問もして下さいます。

そのお二人が先日面白いお話をしてくれました。それは、お二人が飼っておられる23歳の老猫のお話しですが、その猫は高年齢のせいもあり近年ガリガリに痩せてきて、目じりが下がり目がショボショボになり、行動にも覇気がなくなって、介護が必要になってきていたそうです。

しかし、近頃小さな野良猫がその猫を頼ってくるようになったので、いろいろ子猫の面倒を見てあげるようになったそうです。すると、明らかにその老猫に変化が現れてきました。それまで元気なく下がっていた目じりが上がってきて、またショボショボしていた目が以前のようにパッチリなって、みるみる元気になってきたと言うのです。

みんな感心して、そのお話を聞きました。そして、確かに私たち人間も希望や生きがいがあるときには、人は健康を回復し、やる気が出て前向きに生きることができる。しかし、定年退職等によって、それがなくなると急に老け込んで老人臭くなると言うのは良く聞かされてきた話ではありました。

そういえば以前次のようなお話を聞いたことがありました。ある会社経営をしておられた方が、お仕事から退かれて、老後を夫婦で国内旅行、海外旅行等に行って余生を楽しんでおられました。

最初は長年の緊張した仕事から解放されて楽しい日々を送っておられたのですが、その内にそれらを心から楽しめなくなり、生きがいを感じなくなってきました。そして、どんどん老け込んでいきました。

日々の生活に真の喜びを感じることができなくなったある日、ご夫婦はふとお近くの介護施設に介護のボランティアに出かけました。そして、そこで車椅子を押してあげたり、入所者の着替えのお手伝いなどをするうちに、再び生きがいを感じ始めたというのです。

お二人は自分が何かをすることによって、誰かが喜び、生かされていくのを見て、生きがいを感じ真の幸せを実感できるようになってきました。当然顔にも喜びがあふれるようになり、生き生きと元気を回復してきたということです。

幾つになっても、肯定的に考え、常に前向きな生き方に挑戦していくことが大切です。

 

心に喜びがあれば顔色を良くする。心に憂いがあれば気はふさぐ。・・・悩む者には毎日が不吉の日であるが、心に楽しみのある人には毎日が宴会である。箴言15:13,15

 

そして、天地の主なる神様は私たちに次のように言っておられます。

わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。――主の御告げ。――それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。エレミヤ29:11

 

どのような境遇にいようとも、神様はご自身を信じる者には、平安と輝く未来と希望とを計画しておられるので、いつも前向きに希望を持って生きるようにしてまいりましょう。

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