行き届いた主の恵みに感謝
〜壁の汚れが安くで綺麗に!〜
教会堂建築から20年が過ぎました。建てられた当初は真っ白い壁に赤い屋根の会堂が、背景の山の緑に映えてまばゆいほどでした。しかし、白い壁に汚れが目立つようになり建築8年目には100万ほどかけて全面塗装をして、甦りました。
その後、そのままになっており壁がかなり汚れてきました。塗装屋さんがたびたび訪ねて来られて、「もうそろそろ塗り替えられて、綺麗にされたらどうですか。」と言われますが、金額が金額だけにおいそれと踏み出すわけにはいきません。
そこで、正面の目立つところだけでも自分でやってみようと、ホームセンターを訪れました。外壁の汚れを落とす溶液とそれの詰め替え用で約3000円、たぶん10本から20本使うかもしれませんが、とりあえず一本ずつをかごに入れてレジに向かいました。
すると、教会の近所の建築屋さんのご主人とばったり会いました。そこで、私が「壁が余りにも汚いので、教会の正面だけでも綺麗にしようと、これを買いに来たのです。」とかごの中を見せました。
それを見たご主人が「それより壁の汚れは、○○と言う台所洗剤を振りかけて、しばらくしてから水で流したら真っ白くなりますよ。」と教えてくれました。私はこれは神様が教えてくれるために、この方を遣わされたのだと確信し、即座に教えていただいた台所洗剤と取り換えました。感謝なことに金額的には5分の1から8分の1程度で済みそうです。
家に帰って早速試してみたら、教えられたとおりに真っ白くなりました。思わず、「○○さんありがとう。神様ありがとう。」と小声で感謝しました。
神様がこのような形で教えてくれたのは1度や2度ではありません。その中の一つを紹介しますと、今から20年ほど前に南九州一帯が豪雨による大変な災害に遭ったことがありました。私たちは子供キャンプの講師をするために、8・1水害の日に大分に出掛け、8・6水害の日に鹿児島に帰ってきました。
8月1日、出発時に晴れていた天候が急に代わり豪雨となりました。高速は通行止めになり、何とか大口から山越えで人吉までは入れましたが、人吉でトンネルの土砂崩れが起き、車が数珠つなぎになり、前にも後ろにも行けない状況になりました。土砂崩れの回復の目途は立っていません。ただ激しい雨が降りしきる中を、長く立往生をさせられていました。
すると、私の車の横から合羽を着た方が話しかけて来られました。私はその方の言われる通りに、車道から歩道を横切り、明らかに私道とみられる細道に入り、さらに真っ直ぐ行くとやがてスーパーの駐車場の裏口に出ました。後ろを振り向くと誰も着いて来ていません。そして、先程の方もいなくなっています。
とりあえず、その駐車場の正面からでると大通りに出られて、土砂崩れの先に出ることができました。その様にして出られたのは私たちの車1台だけでした。その時確信しました。あの方は神様のご用のために、どうしても今日中に大分に着かないといけない私たちのために、神様が送って下さった方だと。
帰りの8・6水害の日も途中まで晴天で、気分よく高速を走ってきました。すると、後にも先にもその時だけ、何気なく友人を訪ねるために八代から3号線に入ったのです。すると、阿久根あたりから凄い豪雨になり、鹿児島県中大変な状況になっていました。
もし、そのまま高速を走っていたら、途中高速が通行止めになって、あの大災害のあった竜ヶ水に向かい、災害に遭遇していたことと思います。
人々はこの事を虫の知らせと言うでしょうが、私は神様のお導きだったと信じています。
主は、ご自分の羽で、あなたをおおわれる。あなたは、その翼の下に身を避ける。主の真実は、大盾であり、とりでである。あなたは夜の恐怖も恐れず、昼に飛び来る矢も恐れない。また、暗やみに歩き回る疫病も、真昼に荒らす滅びをも。千人が、あなたのかたわらに、万人が、あなたの右手に倒れても、それはあなたには、近づかない。詩篇91:4~7
No Response to “行き届いた主の恵みに感謝”