スティーブ・ジョブズ最後の言葉

公開済み 4月 30, 2017 by 管理人 in アドナイ・エレ

~死を直前にした人の警告~

先日、フェースブックを覗いていると、「スティーブ・ジョブズ最後の言葉」と書かれたものを発見し、読んでみました。

「私はビジネスの世界で成功の頂点に君臨した。他の人の目には私の人生は成功の典型的な縮図に見えるだろう。しかし、仕事を除くと喜びのない人生だった。自分の築き上げてきたものや富など、迫る死を目の前にして色あせて行き、何の意味もなくなっている。この暗闇の中で生命維持装置のグリーンのライトが点滅する機械的な音が耳に聞こえてくる。神の息を感じる、死がだんだん近づいている。今やっと理解したことがある。・・・終わりを知らない富の追求は人生を歪ませてしまう。私の様にね。」

その他にも、彼が死に直面して感じたこととして、人は死ぬ時築き上げてきた富を持っていくことはできない、また彼の代わりに仕事をしたり、運転したりしてくれる人はいても、代わりに病気になってくれる人はいない等も書いていました。私たちは悔いのない人生を送るために、彼の警告を真摯に受け止める必要があると思います。

つまり彼は真の生き方、真の幸せを追い求めて必死で梯子を駆け上ってきたけど、その梯子は全く違う所に掛かっていた、すべてが徒労に終わったと言っている様に思えます。すなわち、世間に認められること、富を追求することは人を幸福にしないし、人の死に際しても全く力のないものであるということだと思います。

それでは、正しいところに掛かった梯子、正しい生き方とはどこにあるのでしょうか。

確信をもって言わせてもらうと、この世界を創られ、すべての支配者で、主権者なる神がおられることを知り、その神を恐れることこそ人が知らなければならない最も大切なこと、悔いのない人生の土台なのです。

【主】を恐れることは知識の初めである。愚か者は知恵と訓戒をさげすむ。箴言1:7a

【主】を恐れることは知恵の初め、聖なる方を知ることは悟りである。わたしによって、あなたの日は多くなり、あなたのいのちの年は増すからだ。箴言9:10~11

人はこの神を無視して真の生き方、真の幸せを得ることはできませんし、ましてや死に対する備えをすることも出来ません。

罪によって創造主なる神を見失い、目的のない人生を送っている人間に対して、神は何が真理で、何が最も大切なことかを伝えるために、多くの預言者を使って聖書を書かせました。聖書は神の導きに従って書かせた、真理の書であり、真の生き方を示し、真の知恵を提供してくれる、神からのメッセージです。

幸いなことよ。知恵を見いだす人、英知をいただく人は。それの儲けは銀の儲けにまさり、その収穫は黄金にまさるからだ。知恵は真珠よりも尊く、あなたの望むどんなものも、これとは比べられない。その右の手には長寿があり、その左の手には富と誉れがある。その道は楽しい道であり、その通り道はみな平安である。知恵は、これを堅く握る者にはいのちの木である。これをつかんでいる者は幸いである。箴言3:13~18

また、神は私達の死の問題も解決し、天国への希望を与えて下さいました。そのために神の御子が人となってきて下さり、復活《天国》への道を開いて下さったのです。

しかし、朽ちるものが朽ちないものを着、死ぬものが不死を着るとき、「死は勝利にのまれた」としるされている、みことばが実現します。「死よ。おまえの勝利はどこにあるのか。死よ。おまえのとげはどこにあるのか。」死のとげは罪であり、罪の力は律法です。しかし、神に感謝すべきです。神は、私たちの主イエス・キリストによって、私たちに勝利を与えてくださいました。Ⅰコリント15:54~57

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