思考は人生を変える

公開済み 7月 14, 2019 by 管理人 in アドナイ・エレ

~この問題は、難し・・・くない~

先日、アメリカの脳科学者でキャロライン・リーフ博士が「精神的・身体的・感情的な病の87%~95%は思考からくる」と話していました。つまり、ほとんどの病の原因は私たちの考え方に起因しているというのです。

そればかりでなく、私たちの思考は私たちの遺伝子をも変える力があると言われます。脳で構築されている思考によって構造的変化が脳内で起こり、そこで起こることが私たちの体と遺伝子に影響を及ぼすとのことでした。

脳はこぶし二つぐらいの大きさですが、脳の中には1千億の神経細胞があり、それぞれの神経細胞は20万本の枝を作ることができるので、私たちには300万年以上の記憶を収納する場所があるというのです。

そのお話を伺いながら、「ああ~、私は頭が悪いなんて言ってられない。私の場合はその内で、どれほどの神経細胞を活用しているのでしょうか。残念ながら、ほとんどが休眠状態ではないか」と考えさせられました。

さて、魂における思考について、私たちは自由意志を持っているので、同じ環境にいても人によって肯定的に考える人と否定的に考える人がいます。その思考の違いが健康になったり、病を呼び込んでしまったり、幸せにしたり不幸にしたりするというのです。

私たちが聞いたり、考えたりし、選択することによってそれが思考の記憶ととなり、構築され木の様になる。その木が連なって森の様になるというのですが、その森が緑で覆われた森になるか、枯れ木の醜い荒野になるか(イメージ)は私たちの思考如何だと言われます。

例えば、虐待、イライラ、フラストレーション等、悪い事や否定的な事を考え続けると物質的変化が脳の中で起き、それで思考が構築され、それが体全体に悪い影響を及ぼし、鬱になったり身体にいろいろな症状が現れたりする。

このような場合は思考に問題があるので、薬や治療によってはなかなか治癒には至らないと言います。ここで聖書の御言葉を思い出しました。

人の心は病苦をも忍ぶ。しかし、ひしがれた心にだれが耐えるだろうか。箴言18:14

一方、喜び、平安、前向きな情熱、楽しいことに夢中になるような幸せを感じることが起こると、脳が私たちを興奮させ健康が守られる。

心に喜びがあれば顔色を良くする。心に憂いがあれば気はふさぐ。悟りのある者の心は知識を求めるが、愚かな者の口は愚かさを食いあさる。悩む者には毎日が不吉の日であるが、心に楽しみのある人には毎日が宴会である。箴言15:13~15

以前聞いた話で、ボクシングの試合で僅差の判定でも勝った場合は傷の直りが早く、負けた場合は同程度のダメージを受けていても治るのに時間がかかると言っていました。

私たちが健康で、快適な生活を営むためには、駄目だ、無理だ、できない、面白くないという思いや、不安、恐れ、思い煩いを少なくし、どんなときにも前向きに希望に目を向けていつも明るく、積極的・建設的な考え方をするように気を付ける必要がありそうです。

私は子供たちに何時も積極的、肯定的、生産的、建設的な考え方をするように勧めていました。それで、彼らは数学の難しい問題を前にして「この問題は、難し・・・くない」と言っていました。その甲斐あってか子供3人とも遺伝子が変えられて?私を越えて祝福の道を歩んでいったように思います。

私は、きょう、あなたがたに対して天と地とを、証人に立てる。私は、いのちと死、祝福とのろいを、あなたの前に置く。あなたはいのちを選びなさい。あなたもあなたの子孫も生き、あなたの神、【主】を愛し、御声に聞き従い、主にすがるためだ。申命記30:19~20a

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