将来の夢

公開済み 12月 15, 2019 by 管理人 in アドナイ・エレ

~悔いのない人生のために~

朝、登校の見守り時に、互いに待ち合わせをしている5年生の女の子に聞いてみました。「あなたの将来の夢は?」すると、それぞれしっかりした夢を持っていることが分かり、さすがに今の子供たちは私たちの頃とは随分違うなと思いました。

一人は「学校の先生になりたい。」それも「○○先生みたいな先生に。」彼女に良い影響を与えた○○先生はきっと素敵な先生なのだろうと想像できます。彼女も人望が厚いので、きっとそのような子供たちの目標になるような先生になってくれるものと思いました。

もう一人は「コマーシャルなど創るクリエーターになりたい。」さすがに漠然とした夢ではなく、はっきり目標を持った素敵な夢だなと思いました。彼女は何かを作り出すことが好きだということでした。夢が叶ってほしいと思います。

もう一人は「ファッションデザイナーになるのが夢」とのことでした。ファッションに興味があり、素敵な洋服を提案するデザイナーになってほしいと思います。以前、国際飢餓対策機構の企画でフィリッピンの山間部の小学校を訪れた時、一人の女の子の家庭を訪問しました。彼女もデザイナーになるのが夢でした。しかし、テレビも映画もない環境で、およそファッションとは関係ない生活に見えましたが、家中に彼女がデザインした様々な洋服の絵が貼られていたのを思い出しました。二人とも夢に向かって頑張ってほしいと思います。

そして、もう一人は「私は家の設計とか考えるのが好きなので、建築家になることが夢だったけど、もうやめるの」私が「えっ、どうして?」と聞くと、「算数で図形とかは好きだけど、数字が苦手だから、成れないかも」とのことでした。

そこで、私が「今はパソコンや計算機でするから、大丈夫だよ。」とは言ってはみたものの、確かに理系に進むには数学の成績が良くないといけない。そこで私が、「今、習ってる算数と数学は違うものだよ。数学は公式さえ覚えておけば、それを当てはめるだけだから算数より簡単だよ。夢をあきらめないで頑張って。」と勧めました。

話を聞きながら、今の子供たちはしっかり具体的な夢を持ってるんだなと感心するばかりでした。私たちの小学生の頃(約60年前)に将来の夢を聞かれても、ほとんどの人は漠然とした答えしか持っていなかったと思います。昔は「将来の夢は?」と聞かれて、男の子は野球選手で女の子はお嫁さんが圧倒的に多かったと思います。お嫁さんなんて今の子供たちが聞いたら嘘みたいに聞こえると思いますが、実際そうだったのです。

夢を持つことは大切なことです。夢があれば努力ができます。夢があれば忍耐ができます。夢があれば問題にぶつかっても、その先の希望を見て乗り越えることができます。皆、夢に向かって頑張ってほしいと思いました。

しかし、先生になるのもファッションデザイナーになるのも、それが叶った時点で人生が終わるわけではありません。人生は死ぬまで続きます。夢を持つことはとっても大切なことですが、悔いのない人生のためにはもっと大切なことを知る必要があります。

それは、私たちの創り主を知ることです。私たちの人生は死んで終わるわけではありません。私たちの肉体はいつか朽ちていきますが、霊魂は残ります。私たちの人生は永遠を決定するためにあります。その時に後悔しないように、造り主なる神様を知って、悔いのない人生を送ってほしいと思います。

私たちは神に愛されています。私たちの永遠は造り主なる真の神様を受け入れるか拒否するかで決定するのです。ただ、この創造者なる神を信じ受け入れるだけで天国への道が約束されます。

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。ヨハネ3:16

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