計り知れない恵み

公開済み 11月 28, 2021 by 管理人 in アドナイ・エレ

~ 創造主なる神様に感謝 ~

私たちの教会は鹿児島市の南端・喜入町に位置しています。名前の通り心に「喜びが入る」とっても住み良い町です。先日、町内の安心安全会議で、この度喜入の交番に来られた方が、町内の犯罪状況等をお話されました。そこで、「この町は、これまでの勤務地と違って犯罪が少なくとっても住みやすい良い町です。」と言われました。町を褒められて皆少し嬉しそうでしたが、しかし、これは社交辞令ではなく本心だと思っています。

以前おられた交番の署長さんが転勤していかれる時、私が朝子供たちの見守りをしている所に挨拶に来られて「この町は良い所で、ここに勤務している間にしっかり充電させていただきましたので、次の勤務地でまた頑張れます。」と話されました。

ちょうどその時、私の後ろでお友達を待っていた小学2年生の女の子がびっくりした顔をして、「ねえ、ねえ、あの人充電したの??」と聞いてきたのを思い出しました。

わが町は錦江湾の西側に位置する南北に細長い街で、鹿児島市街地に行くときも、指宿市方面に行くとしても眺めの良い海岸線を見ながら車を走らせることができる素敵なドライブコースになっていて、休日になるとたくさんの車が押しかけます。 

鹿児島市の市街地に行くときは右手には太陽の光を浴びてキラキラ青く輝く南国の海が目に入ります。そして、海岸から遠くになるにつれてその青い海の色がどんどん濃くなっていき、広がる海の向こうに美しい姿の桜島や対岸の緑色の山々の景色がくっきり見えて癒されます。

また、岩場に打ち寄せる荒波や、砂浜に寄せ来る白波を見るたびに、美しいなと見とれてしまいそうです。また、海辺で釣りをしている人や青のりを取っている人を見ることもあります。

そして、青い海から目をそらして左手側に目をやると、微妙に違う緑色をした木々の間に紅葉した木々が彩を添えて見えてきます。つい先日までは彼岸花が道路沿いの所々に細い緑の茎に鮮やかな赤い花々を咲かせていて、通る人の目を楽しませてくれていました。

私がクリスチャンになるまでは、このような美しい景色はただ漠然と、たまたま偶然にできているように考えていました。しかし、一つの花が咲き、一本の木ができるためには、たくさんの条件が必要です。空気があり、水があり、降り注ぐ光や温かさがあり、さらに成長し実を結び、次に命をつなぐためには養分を蓄えた土地の存在も欠かせません。また、寄せ来る波が砂浜や岩肌を洗うためには、月の存在も不可欠です。

それらを微に入り細に入り、最善の形で造られ存在させている、創造主なる神の存在を知ると、その神の私たちに対する愛の深さを感じずにはいられません。私たちの住む地球だけ特別の存在なのです。他の惑星の荒涼とした無機質な風景を見るにつけ、神様がいかに細かく地上の一つ一つを造られたのかが分かり、その恵みの大きさに感嘆するばかりです。

私は、創造主なる神の存在を知り、このような素晴らしい景色に目をやり、また私たちの健康を支えるおいしい食べ物をいただくごとに、神の愛を感じ感謝をささげることができるようになりました。私たちが良い恵みの人生を歩むためには、それらの恵みに目を留め素晴らしい環境を与えて下さった創造主なる神様に感謝しつつ、日々の生活をすることが大切だと思っています。

【主】のことばによって、天は造られた。天の万象もすべて、御口のいぶきによって。主は海の水をせきのように集め、深い水を倉に収められる。全地よ。【主】を恐れよ。世界に住む者よ。みな、主の前におののけ。詩篇33:6~8

神の、目に見えない本性、すなわち神の永遠の力と神性は、世界の創造された時からこのかた、被造物によって知られ、はっきりと認められるのであって、彼らに弁解の余地はないのです。ローマ1:12

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