乳がんを体験してー術後2年が経ちました(1)
~ おかしいなぁ、体質かなぁ ~ 佐多多視子
今回から「癌」という字を『ひらがな』に変えさせていただこうと思います。病院の冊子や扉などに書かれている文字は、『ひらがな』で書かれていました。きっと『癌』という字に少なからず恐怖を覚える方がいらっしゃるようなので、より優しさを感じられる『ひらがな』にしているのだと思います。
さて、昨年の4月1日から1週間ピロリ菌除菌のためのボノサップパックを服用し、半年してから再診に来て下さいとのことでしたので、10月6日に隣町の胃腸科クリニックに行ってまいりました。
検尿で菌の有無を調べられるのだと思っていましたが、医療は進歩しており今は指定された厚めのビニール袋に息を吹き込むだけで結果が分かるようになっていました。とっても簡単にできました。20分ほどしてから検査の結果が出たようで、大腸検査をして下さったN先生から「除菌されていましたよ」と弾んだ声で教えていただきました。結果が良いと先生も嬉しいようですね。これで一つ安心が増えました。それで、毎日欠かさず食べていたブロッコリースプラウトをやめることにしました。
また、4月26日には『23価肺炎球菌ワクチン』も接種しました。これは接種感覚を5年以上開けると良いそうで、更にもう一つ安心が増えました。
その後に、近所の内科の係り付けの先生にピロリ菌除菌の報告に行くと、「よく来てくださいました。除菌の薬を服用したら、それで安心をして検査結果を聞きに行かない人が良くいるんですよ。」と言われました。
さらに、係り付けの先生が『市のいきいき受診』の結果を見ながら「中性脂肪の数値が基準より高いのは体質ですね。・・・すなわち遺伝です。」と仰いました。
「ギヨッ、遺伝?」と心の中で思いましたが、先生からは「これまでの運動と食事を続けていれば問題ないです。」とう事でした。運動量を増やしても数値が一向に下がらないのでどうしたものかと思っていましたが、やはりそうなのかなぁ~。
以前、医者をしている息子に中性脂肪の数値のことを伝えた時「おかしいなぁ、体質かなぁ」と言っていた通りなのだと思いました。でも先生から言われたように、今まで通りの運動と食生活は続けていこうと思います。
乳腺科の主治医の先生は「体重が減っているのでしたら良いですよ。」と仰っていましたが、体重は基準値をキープできています。乳腺科の先生の言葉も―その通りだったーので、よいのだと思いました。
新しい年になって、いろいろな方から年賀状をいただいて、たくさんの方々が私の身体のことを心配していただいていることに感謝しています。また、私の手記を読んでくださっている方がたくさんおられることを知ってびっくりしています。
質問等ありましたら、私の体験の中からお伝えできたらと思っていますので、遠慮なくお尋ねください。
【主】に信頼し、【主】を頼みとする者に祝福があるように。その人は、水のほとりに植わった木のように、流れのほとりに根を伸ばし、暑さが来ても暑さを知らず、葉は茂って、日照りの年にも心配なく、いつまでも実をみのらせる。エレミヤ17:7~8
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