乳がんを体験して
~ 定期健康診断と大腸検査 ~ 佐多多視子
先日(7/11)、近所のかかりつけの病院に、主人と二人で先月調べていただいた定期健康診断と大腸検査の結果を聞きに行きました。
実は昨年2月急性胃腸炎になり、その病院に行ったとき、H先生に65歳過ぎたら一度は胃と腸の検査をしていた方が良いですよと勧められたので、指宿にある検査専門の病院に行きました。
昨年の3月18日、指宿の病院に行って下腹部のエコー検査をしていただくと子宮筋腫と卵巣内腫瘍があるとのことで、先生から「乳がん手術をしたS病院には婦人科があるでしょ。そこで一度しっかり見てもらってください。」と言われました。
それで、これまで三度、S病院の婦人科で診察していただきましたが、腫瘍は良性で今すぐどうこう言うものではないですということでしたので、今年6月に市の定期検診でかかりつけの内科を受診した際、大腸検査を勧めて下さった先生に、そのことをお伝えしました。
私が「乳がんの執刀医のあの先生がCT、MRI、MRペットでの検査で悪い所を見落とすとはとても思えませんし…」というと、H先生もそうですよねという風にふか~く頷いておられました。先生は私の「乳がんを体験して」の手記を最初から読んでいて下さっているので、その執刀医の先生だったらそうでしょうと思われたのだと思います。
息子も患者さんや同職の先生方からこのように信頼される医者になって欲しいと思いました。
それでは、昨年2月のあの痛みは何だったのかということについて、H先生がわかりやすく説明してくださいました。先生は胃腸科からの映像を見ながら「この黒い所は憩室と言って、この中に便が入り込んで炎症を起こし、盲腸のような痛みを発症することがあります。さらに、ひどい場合には血便が出たり、発熱があったりして、手術をしなければならないこともあります。」と説明して下さいました。
それで、冒頭でお話ししたように、今回通常の定期健康診断だけでなく、大腸検査もしていただき、異常なしをいただけたということです。
そして、な・な・なんと中性脂肪の値が基準値内まで下がっただけでなく、腎臓が良くなっていくという事はないと聞いていましたが、腎臓の機能の数値もどんどん良くなってきています。以前、中性脂肪の値が高いのは、体質すなわち遺伝ですと言われたのですが、H先生が言われるには「奥さんは太っていなくてスラッとしているので(ここのところは大事)、中性脂肪の値が高いのは体質=遺伝だと言ったのですよ。」との事でしたが、その際に「でも、私は基準値を目指して頑張ります。」と言ったら先生がびっくりされていました。なかなか私はあきらめが悪くて・・・。
それが、徐々に改善してきているのです。それはS病院での「術後サポートプログラム」の中で教わった食事療法や日々の運動を着実に実行しているからだと思います。これからもこつこつ、コツコツしぶとく、へこたれずに続けていきたいと思います。
私の検査結果を知って主人も心を入れ変えて真似をして食事の順番や運動などを実行するようになってきています。最初から一緒にやればよかったのに、・・・。
小さい事に忠実な人は、大きい事にも忠実であり、小さい事に不忠実な人は、大きい事にも不忠実です。ルカ16:10
No Response to “乳がんを体験して”