～天国か地獄か、あなたはどっち？～

先日、子供たちの特別集会を開催しました。コロナ禍でここ数年教会での集会が途絶えており、昨年の子供たちのクリスマス集会も中止に追い込まれていました。そして、そのために準備したプレゼントも、そのまま残っていたので、急きょハガキやチラシで案内して２月１９日（日）午後に「子どもの集まり」を実施いたしました。

残念ながら、長く集まりをしていなかったので数名だけの参加でしたが、出席者はクリスマス集会のために沢山準備していたプレゼントを一杯貰って喜んで帰って行きました。

集会では賛美歌を歌い、楽しいゲームをして、私が次の様なお話をさせて頂きました。私たちは死んだら、天国と地獄どちらかに分けられます。「自分は確実に天国に行けると思いますか？」と聞くと、みな自信がなさそうな顔をします。

それでは、殺人をした人は、天国ですか、地獄ですか？強盗をした人は、天国ですか、地獄ですか？人のものを盗んだ人は、天国ですか、地獄ですか？いじめをして相手が死んでしまったら、いじめた人は天国ですか、地獄ですか？

これらの人は皆が思っているように、地獄に行きます。つまり罪を犯した人はみな地獄に行かなければならないのです。

それでは、いじめられて自殺をした人は、天国だと思いますか、地獄だと思いますか？

今から言うことはぜひ今日覚えて帰ってもらいたいのですが、いじめられて自殺をした人も、やっぱり地獄なのです。

人の命を奪う人も自分の命を捨てる人も、同じように人殺し・罪なのです。ですから、どんなことがあっても自分の体を傷つけたり、自殺したりしてはいけません。自分の命だって自分勝手にしてはいけないのです。

また、うそをついたり、悪口を言ったり、意地悪をしたり、喧嘩をしたりというのも、皆神の前では罪であって、それらのものを持ったまま天国へは行けないのです。

それでは、誰ひとりも天国に行けなくなってしまうではないですか？・・・そうなのです、そのままでは皆天国には行けません。でも心配しないでも大丈夫です。

天の神様は、人間が地獄に行かないように、救い主を遣わしてくださると預言者たちを通して約束してくださったので、みなその救い主を待ち臨んでいました。そして、救い主が来たらきっと悪者をすべて滅ぼして、正しい世にしてくれると思っていました。

そして、救い主イエス様が来てくれました。多くの人はイエス様が王となって悪い人を滅ぼしてくれると期待していました。しかし、イエス様は病の人をいやしたり、苦しんでいる人、悩んでいる人を助けたりするだけで一向に悪者を滅ぼすために立ち上がらないので、ついにしびれを切らして、イエス様を十字架にかけてしましました。

イエス様は十字架で「父よ。人々の罪を負って私が身代わりとなって死にますので、私を信じた人々の罪を赦してください。」と祈られ、死なれたのです。しかし、イエス様は神の御子・罪のない方なので、3日目に復活して、今も生きて救いの手を伸べてくれています。

すなわち、イエス様は王様になるためではなく、私たちを地獄に送る罪の解決のために来られたのです。それを信じて「ありがとう」と言って受けるならば罪赦されて天国に行けますが、自分には必要ないと信じない人はその救いの恵みを受け取ることができません。

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。ヨハネ3：16、

なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせてくださったと信じるなら、あなたは救われるからです。人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。ローマ10：9～10